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マネジャーに贈る20章(解釈)

▼マネジメントにおいて自分が大事にしている考え方はあるか?
現在、マネジメント業務をされている方も、これからやりたいと考えている方に考えて欲しい話です。マネジメントにおいて重要な理論や有名な経営絵者がおっしゃっている話はものすごいたくさんあります。どれもその状況下はその会社においては正しい話でありますが、もしかしたら普遍的に大事な話と、その状況でフィットする話が混在しているかもしれませんね。普遍的な話はよく「原則」などとも言われ、7つの習慣とかでもあります。それではマネジメントにおける自分が大事にしたい原則と言われるようなものはなんでしょうか?私は個人的にマネジメントの師匠とおいている故:江副さん言葉だ大好きだして、自らお経のように唱え、日々実践しています。

▼マネジャーに贈る20章とはなにか?
※原文は少し言葉が古いので私の解釈含めて変更したものを記載します。

<第1章> マネジメント能力は後天的に身に付けられるものだよ!
<第2章> マネジメント能力として「優先順位付け」が大事な仕事だよ!<第3章> 社外の人脈構築が大事だよ!(昔の言葉だと外飯を食え!)
<第4章> 会社の情報をそのまま落とすではなく自らの言葉で語ろう!
<第5章> 自分自身の方針、考え方、信条を自らの言葉で語ろう!
<第6章> いい意味での八方美人であり効果を考えて仕事を依頼しよう!
<第7章> マネジャーはマルチタスクをできなきゃだめだよ!
<第8章> 組織が大きくなる時には仕事の仕組みを変える必要があるよ!
<第9章> 会議の目的を理解し役割に基づいて効率的に推進しよう!
<第10章> マネジャー仕事はKGI達成であり、仕事外ではただの人だよ!
<第11章> 数字に強くなろう!
<第12章> PCやアプリに強くなろう!
<第13章> 効果的・効率的な時間の考えて行動しよう!
<第14章> 自分の言葉や立てた数字に誠実に向き合おう!
<第15章> 自分の上司や同僚といい人間関係を構築しよう!
<第16章> 仕事を進めるアイディアや活力は仕事そのものにあるよ!
<第17章> 自身の高モチベーションが業績を産みメンバー成長させるよ!
<第18章> 「ヒト・モノ・カネ・時間」を最大活用を図ることだよ!
<第19章> 自分の後継者育成もマネージャーの大切な仕事だよ!
<第20章> 結局はWill-Can-Mustが大事だよねー!

▼近しいもので、営業における電通の「鬼十則」
1. 仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない
2. 仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない
3. 大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする
4. 難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある
5. 取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは
6. 周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる
7. 計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる
8. 自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚味すらがない
9. 頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ
10. 摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる

▼商売の原則としての「近江商人の商売十訓」
1.商売は世のため、人のための奉仕にして、利益はその当然の報酬なり
2.店の大小よりも場所の良否、場所の良否よりも品の如何
3.売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永遠の客をつくる
4.資金の少なきを憂うなかれ、信用の足らざるを憂うべし
5.無理に売るな、客の好むものも売るな、客のためになるものを売れ
6.良きものを売るは善なり、良き品を広告して多く売ることはさらに善なり
7.紙一枚でも景品はお客を喜ばせる、つけてあげるもののないとき笑顔を景品にせよ
8.正札を守れ、値引きは却って気持ちを悪くするくらいが落ちだ
9.今日の損益を常に考えよ、今日の損益を明らかにしないでは、寝につかぬ習慣にせよ
10.商売には好況、不況はない、いずれにしても儲けねばならぬ

▼行動変革に向けて何をしたらいいのか?
これらの言葉を眺めて「いい言葉だなー」で終わってしまっては意味がありません。昔の偉人が経験の中で紡ぎ上げた素晴らしい言葉達であると思いますが、それを自らのものとして、かつ仕事の場面で実践して価値を出さないと意味がないです。マネジメントをされている方もしくはこれからする方でもマネジャーに贈る20章を何度も読み返し自らのものとして腹に落とし、仕事の場面で実践してみてはいかがでしょうか。必ず何か良い変化が起こるはずですし、それは私が実践済みなので変化は必ずでます。