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「人に迷惑をかけるな」と子どもに言ってはいけない理由

■昨日アップしたYouTubeはこちら


学校に行けない8歳の子どもと
途上国で出会って学んだこと

■今日のコラム


結論から書くと
僕だったら子どもに

「他人に迷惑をかけるなんて
 当たり前やしその分、迷惑かけた人に

 喜んでもらえること
 嬉しいと思ってもらうことを
 お返ししていこう」

って子どもに教えるね。

僕もよく使ってた。

「人に迷惑かけたらあかんよ」

って。
自分でもそう思ってた。

これをやめた方がいい理由は
子どもの教育のことを勉強してから
思ったんだけど

そもそも人間誰にも迷惑をかけずに
生きていくことは絶対にできないよね?

なぜなら、人間は必ず
失敗をする生き物だから。

人間はそんなポンコツだから
人の力を借りないと生きていけない。

それに良い面と悪い面を
半々持ってるのが人間。

完璧な人間なんて絶対にいない。

今大活躍してる
大谷翔平選手だって
完璧ではないし

東京五輪で金メダル取った選手も
完璧ではない。

人間誰しも悪い面がある以上は
人に迷惑は絶対にかける。

だから人に迷惑をかけることを
完全になくすことなんて無理な話。

■見返りを求めず人を助けよう

それに

「 人に迷惑をかけてはいけない 」

ってマインドになると

人に助けを求めることが
できない人になってしまう。

まさに、僕がこの人です。

僕は子どもの教育の勉強を
するようになってから

困った時は遠慮なく極少数の
信頼できる人に相談しよう
って決めてる。

その代わり、
積極的に困った人がいたら
助けるようにしてる。

ここにかつて恩を受けた人だけ助けようとか
そんなことを考える必要はなくて

とにかく誰でもいいから
困った人がいたら自分にできることを
やるようにしてる。

「他人からありがとうと言われる
 他人が気持ちいいと思うことをする」

これにデメリットなんかなくない?

キリストやイスラムでも
困った人がいたら助けよう
って教えがあるよね。

まさにそんな感じです。

あとは笑顔で挨拶するとか。
これやるだけでも全然違うよ。

笑顔で挨拶するだけでされた人は
人によっては「構ってくれた」って
思う人もいるからね。

自分や他人が笑顔になることに
デメリットもないよね。

ここで僕が話してるような
マインドに1人でも多くの人がなれば

世の中にいい渦というか循環ができると思うし
精神的に余裕ができるよね。

やっぱり自分の話聞いてくれる人がいたり
困った時に助けられたりすると
すごく気持ちラクになるやん?

すると自殺率世界ランキング
13位の日本も少しは良くなるだろう。

日本の自殺率が高い1つの理由

僕が住んでる
カンボジア🇰🇭でもそうだし
現在の開発途上国では

「困った時はお互いさま 
 みんなで助け合おう」

という人間関係がデフォルトである。

今の日本にないだけに見てると
本当に素晴らしい光景だし新鮮。

かつての日本も村社会だったから
きっとそうだったと思う。

でも経済発展するとととも国と個人に
経済的な余裕ができたことで

みんな村社会のしがらみを嫌った結果
今の日本には孤立してる人がめちゃ多い。

その上に

「人に迷惑をかけてはいけない」

って親に言われて育ってる人が多いから
他人に助けを求める人が少ないんですよね。

結果的に

「自分でなんとかしないといけない」

って考える人が増えて精神的にキツくなり
自殺してる人は多いと僕は勉強してて思う。

■お金じゃない本当の幸せ


思うもんね、
カンボジア🇰🇭みたいな社会になれば
自殺率は減るんだろうなーって。

ちなみに自殺率は
日本🇯🇵が13位に対して
カンボジア🇰🇭は76位です。

どうしてカンボジア🇰🇭よりも

経済的に発展してて治安も安全面でも

日本🇯🇵の方がいいのに
日本🇯🇵の方が自殺者が多いのか?

ここから見えてくるものは
結局、人間の幸せはお金が満ちてる時よりも
精神的に満ちてる時なのではないか?

ってことがわかるよね。

少し話逸れたけど
僕は出会った子どもたちに
絶対にこのことを教えようと思う。

まぁカンボジア🇰🇭の人たちは
デフォルトでできるだろうから
問題ないと思うけど。

また明日ー。




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