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おみくじの正解?

この記事を読まれている方は神社などに行くのが好き、またはお正月くらいは神社に行くよという方がほとんどなのではないでしょうか?

そして神社に行くと、特にお正月にやること!
そう【おみくじ】。

引いて大吉でやったー!
吉かぁ〜
うわ、凶引いた!

やっぱり見出しの○吉で一喜一憂するのではないでしょうか?

私は神社に行くのが趣味なので何かしらの度に日常的に神社へ足を運ぶのですが、今はおみくじと言っても様々。

その年の干支の形のおみくじ


でも、おみくじって結局何が良いの?何回引いてもいいの?どれが正解なの?って思ったことありませんか?

結論から言うと
【諸説あり!】
なんです。

どこかでズコーって転ける音が聞こえてきそうですが、簡単にまずはおみくじの歴史を見てみましょう。

おみくじの歴史

おみくじは古代、国の祭政に関する重要な事項や後継者を選ぶ際に神の意志を占うために用いられたそうです。
これがおみくじの起源ですが、現在みなさんが引いているおみくじは元三大師が観音菩薩より授かったとされる五言四句の傷文100枚のうち1枚を引かせ、傷文から進むべき道を訓えたのが原型とされるそうです(Wikipediaより抜粋)

ちなみに個人の吉凶を占うおみくじは鎌倉時代初期から始まったそうで・・・

運勢の順番

さて、気になるおみくじの運勢。
○吉の順番ですが、基本的には
大吉 →吉→中吉→小吉 →末吉→凶→大凶
の順番とされています。
しかし、寺社によっては
大吉 →中吉 →小吉 →吉→未吉→凶→大凶
の場合もあります。

ただし、ここで諸説ありますの物語。
その昔、まだ○吉などがついていなかった頃。
とある2人がおみくじを引いた後に言い争いに・・・

「俺の方が運気は上だ!」
「いや、俺だよ!」

神聖な神社での争いを見て、これは良くないと順番を付けたそうです。

実際、引いたおみくじで大吉なのに内容が良くない、凶の割にそこまで悪くないな〜などの経験はありませんか?
私もこれ、よく経験しています。

実際のところ、個人的には内容がやはり大切なのではないかなと思っているので私は○吉の部分はそこまで気にしていません。
大吉と見えたらやったぁー!とテンションは上がりますが(笑)

なので、みなさん内容をよく読んでいただいたお言葉をしっかり受け取りましょうね!

内容

おみくじには色々と書いてありますが軽くおさらいも兼ねて説明します。

願望→願いごとが叶うかどうか。夢や就職、受験など願望の範囲は広く様々。

恋愛→恋愛に関すること。恋愛が成就するのか、巡り合う人や決断すべきことなど。

待ち人→待ち望んでいる人や物事。自分の人生に大きな影響をもたらす人。人ではなく出来事の場合もある

商売→商売に関する事。売り買いのタイミングなど

学問→学業や学問、試験に関すること。学ぶ姿勢や目標、学問に関しての叱咤激励など

健康→健康運。病気や怪我に関すること全般。直るまでの目安なども書いてあることがある

住居→引っ越しや新築、住まいに関すること。時期や方角のアドバイスなど

旅立→遠方の旅行だけではなく、近場のお出かけなども含まれる。

ざっとこんな感じです。
待ち人、ときくと○○君早く会いたい〜とか思いがちですがあなたにとって大切な人や出来事です。
なので恋愛(彼氏彼女や片思いの相手)の場合もあれば仕事に関する人、または家族の場合もあります。
あなたの人生において大きな影響を与える人の事、または出来事なので人とは限らないんですね〜!

いつ引くの??

神社に着いてさぁおみくじ〜!
なんて人はそうそういないと思いますが、ここ数年、外国の方も日本の文化に触れてくれる方が増えた一方で鳥居をくぐってすぐにおみくじを引いてしまう人を何度も見かけた事があります。
撮影もそうですが、可愛い着物を着てナイスなロケーションでテンションがあがるのはわかりますっ!
でも、【まずは何よりも先にご神仏に参拝。】
これ大事!

人だってそうですよね、家に来た人が挨拶もせずに勝手に冷蔵庫からお茶を出してコップに注ぎ出そうものなら思わずオイオイ、となるでしょう?
まずはご挨拶。
それから、おみくじ等です♪

何回も引くのはあり?

これはルールがありません。
なので凶を引いてショックな人はもう一度引くのもアリ。
私の周りにも凶を引いた人が数名・・・
京都の清水寺。観光でテンションがあがっていたのに内容までこてんぱんに打ちのめされるほど恐ろしいもの。
さすがにその後、心が折れていました。
美味しいものを食べて復活していました(笑)

私も凶を引いた事がありますが、そりゃ引くよねというくらい自分でもその時は運の悪さを自覚済み。
旅行先だったのですが、少しでも自分のテンションを上げようと行った神社での人生初の凶。
さすが神様〜と笑えてきました。
ですが、内容をよく読んでみると
今が1番の耐え時。ここから運勢は登っていく。
と書かれていたのです!

これ本当に凶!?最高じゃんっ!

これが先ほどの○吉は私は気にしないのやつです。

実際には凶でしたが、その当時、何をやってもなんとなくうまくいかないしなんだか毎日誰かに足を引っ張られてるようなだるだる感…だった私にはこの凶は救いの凶でした。
実際に次の日驚く事が起こり、運気が爆上がり〜!
奈良の神社での出来事でした。
(これもまた記事を出します)

なので、何度引いてもオッケーだけど、1度目に引いたものに今のあなたにとって必要な言葉があるはずだから冷静に読んで自分に問いかけてみてから考えてね♪
これが私の見解です。

引く前これやって!!

ちなみに私はよくおみくじを引きます。
お正月はその年の全体的な運勢として引きますが、なんだかモヤッとする時に神様に会いにいくので私にとってのおみくじはアドバイスの書。
今現在の自分の立ち位置などを知るこれ以上に勝るものはないアドバイスの書なのです!

なのでおみくじを引く前は、何も考えずにひょいっと引くのではなく(参拝時でもok)
【今の私に必要なお言葉をお願いいたします。】
と手を合わせてから《直感で》引きます。

これ、相性の良い神社とかだと本当に
それそれ〜!
ありがとうございます〜!
って言いたくなるくらいドンピシャな言葉がもらえるから不思議。

ぜひ、やってみてくださいね!

引いたおみくじ、結ぶ?結ばない?

これもまた諸説あり!
なので、ご自分で《私はこうするわ♪》っていうのを採用して見てくださいね。

・結ぶ
江戸時代より、おみくじを《結ぶ》事が恋愛の《結ぶ》とかけられておみくじは結ぶもの、という風習ができた。更には神様とのご縁を《結ぶ》ということも。
更に凶のおみくじを利き手とは逆の手で結ぶ事ができれば困難な行いを達成=修行を達成したとして凶が吉に転ずるとも言われています。
結ぶのではなく、千枚通しに刺すところもあります。

神社に悪いものを置いていく、といった感じです。
そして結んだら手を合わせて「これから吉に転じますように」とお願いしておきましょう♪

※どこにでも結ぶのは木の生育にも関わるので、決められた場所に結びましょうね!
木はエネルギー循環に欠かせないものです、大切にしましょう。

・結ばない
基本的に自分にとってあまり良くないと感じた場合は結ぶのが◎
ですが、結果がなかなか良かった場合は持って帰って神棚に飾る、またはお財布などに入れて持ち歩き迷った時に読み返してみてください。
あ、そうだった!なんて気付きが得られるかも。
アドバイスの書はいつ何回見直してもok♪

いつも私たちは知らないうちに目の前の現実に飲み込まれてすぐに色々な事を忘れてしまいます。
そんな時に一旦、自分の心を取り戻させてくれるいいアイテムがおみくじなのかもしれません。

持ち帰ったおみくじは1年間、又は年が変わる時に初詣などで訪れた神社などの決められた場所に返納しましょう。
基本的には引いた場所にお返しするものですが、遠方で行けないなどの事情がある場合は他の場所にお返ししても大丈夫です。

不安な場合はその場所の方にお聞きして、最後まで正しく扱いましょうね♪


さて、今回はおみくじに関する記事でしたがいかがでしたか?
実際に色々と調べてみた結果、あまりこれだ!というルールは多くはありませんでした。
なので自分がこれだ!というものを採用して気持ち良くおみくじと向き合ってみてくださいね♪
意外と知らない方も多いので、お友達や家族などにも教えてあげてください。
少し神社にいくのが楽しくなりませんか?♪


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