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「人事評価テスト」からみる福祉的人材:メリットやデメリットもある

ペーパーテスト

社会人になればなるほど疎遠となります。

会社に入社した時に「新人教育」なんかで使われると思います。

入社3年、5年、7年になるとペーパーテストを受けることはほぼないと言えます。

そんな中、私自身がテストを受けたので考察してみます。

福祉や介護の職場で実施することはレアです。

大企業であれば昇給試験的な位置づけであると思いますが・・・。

私の思ったことを吐き出します。

1㎜でも共感頂ける方は、是非「いいね」をお願い致します。

福祉や介護の職場でペーパーテストは必要なのか?


時代の流れでみるとあっても仕方ないことかもしれませんし、必要性はあると思いました。

理由①:ジョブ型雇用の位置付けとして

介護・福祉分野で15~20年勤務しているベテランさんがいると思います。

特に40代後半~50代の職員で役職に就いていない職員であれば「我慢して働いていれば…」という思考がどこかにあるもの。

こんな感じで、仕事に対して低意欲である人はどこの職場にもいます。

人手不足業界ではありますが、こういった労働意欲の方は、職場が目指すべき方向に沿って向くだけで進むことは難しい方が多い。

ジョブ型はその人のスキルを重視します。

この業界も常に新しい方法が生まれていき、時代と共に進化が必要です。

この流れにのれない意欲の方は、雇用主からすると煙たい存在です。

年功序列雇用で考えると、一定スキルがなくても経験年数でベテランになることで、それなりの給料が支払われる感じです。

何が言いたいかというと、

20年勤務ベテラン×知識なし×向上心がない

こんな人は淘汰されていくということです。

ペーパーテストでの成績を加味して、給料査定をかけることは良いことでもあります。

理由②:それなりの代償がある


2つあります。

ひとつは「給料不満で辞める」

ペーパーテストの結果、給料査定に響いてカットされる事態となれば生活に直結するため退職も視野にいれざるを得なくなります。

会社にメリットがない職員の人員整理をかける思惑も考えられますが、業界柄、人手不足が深刻ですから人員基準が満たせなくなれば運営に影響が出てきます。

経営者もリスクを抱えます。

もうひとつは「勉強時間捻出による労働問題」

  • 会社の都合でテストですからテスト勉強のために残業をします

  • プライベートの時間が削られる

  • 寝る時間を削ったので、今日は不調です

こんなリスクもあります。

ぶっちゃけ、私は時間捻出のためにコンテンツ作成を中止し、多くは深夜に学習を行っていました。

寝不足で仕事のパフォーマンスも落ち、日中の労働時間はかなり苦痛でした。

やるなら目的、範囲、必要部分を最低限しめなければ不満に繋がります。

目的・意図が明確でなければならない


決めたから実行する

これは組織にいるひとなら誰でもできます。

大切になるのは意図や目的です。

やみくもにやっていくと運営面にもダメージがいきます。

利用者が満足したサービスを受けるためにも、最低限の知識・教養は必要です。

私は今の時代を生きるにあたり、窓際族的な職員は排除する考えではあります。

なぜならミッションを達成するためには時代に合わせられる人が必要だから。

  • 後ろ向き

  • 文句をいう

  • 言い訳する

こんな年配ベテランは現世の人事考課で叩き切られていきます。

そして、影で文句ばかりを言う・・・。

そんなことを言う暇があるなら考え方を改める努力を促します。

こういう人は組織の風土を乱し、職場の土壌を同時に壊します。

そしてサービス提供に影響が出て、利用者にしわ寄せがいき、ブランドが壊れていく。

これからのマネジメントは面倒


私の意見ですが、本当に面倒です。

  • 職員の満足度を上げないといけない

  • スキルを習得させないといけない

  • 働き方の伝授が必要である

だから役職につきたい人はいないし、育てにくい。

経営者にはもっと努力をしてもらいたい。

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