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[読書感想]3分でわかる100年時代の人生戦略

今回は、リンダ・グラットンの「LIFE SHIFT」のnoteです。

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このnoteを読むメリット

・「LIFE SHIFT」を購入しようか悩んでいる方の購入の参考になるように構成されております。
・本のほんの一部を紹介するだけなので、ネタバレにはなりにくいと考えています。そのため、「LIFE SHIFT」の入りを知りたい方などは読んで損はないかと思います。
・一回でもこの本を読んでしまって内容を知っている方でも、このnoteを読むことで再度、頭の中の整理ができるのではないかと考えてます。

※ここからは、少しネタバレ入ります。ほんの少しです



LIFE SHIFTのざっくり説明

まず、「人生100年時代」と言う言葉を最近よく聴くようになったのではないでしょうか
その「人生100年時代」をどのように生きていけばいいのか、どうすればうまくいくのかと言うのをわかりやすくかつ、具体的に書かれている本です。

そもそも人生100年時代って何?

文字通り多くの人が100歳まで生きる時代が来ると言う意味です。
要するに、「みんなめっちゃ長生きするよ〜」ということです。
数値的に言うと、今までは全人口の1%の人しか100歳まで生きれなかったのが、2007年生まれの人は、50%になると言われています。

はい。
これを聞いてどうでしょう。
イメージできますか?
正直、50%という数字にはビビりました。
そこで、私が読んで一番大事だと思った箇所を紹介します。

一番大切だと思ったこと

それは、人生100年時代になると人生のステージが流動的になるということです。
今まで(親世代)は、固定化されていた人生のステージがこれからは流動的になるということです。
具体的にいうと、今までは、

教育→仕事→引退

という三つのステージに固定化されていました。
しかも、順番も期間も固定化された王道パターンがあったのです。
その王道パターンが人生100年時代ではかなり崩れてしまうということが書かれています。
この本が発売されたのが、2016年頃と当時ではあまりイメージができなかったかもしれませんが、2019年にはトヨタの社長が終身雇用の終了をほのめかす発言もあって最近になり現実味が増して来たのではないのでしょうか。
そして、技術の発展、情報の流通量、超長生きと重なってくる中、私たちは上にあげた王道パターンでは生きづらくなると思いませんか?
仕事の期間でも、親世代より長く働かなくてはいけないことがほぼ確定的に決まってます。
ここからは個人的な考えなのですが、私達の時代は平均寿命がこれまでよりも長くなることで、定年退職が80歳近くまでいくのではないかと考えています。なので、20歳から働いて80歳までと考えると60年間も働かなくてはいけません。

どうですか?
60年間同じ仕事をしたいですか?
そもそも60年間も同じ仕事ができると思いますか?
私はそうは思いません。

そこでこの本では、「仕事の種類を変えましょう」ということが書いてあります。
今まで通りサラリーマンを続けるのではなく、一旦やめて経験とか人脈を作る目的で自分で小さなビジネスを始めることや、数年限定で起業して経営者になり、またサラリーマンに戻るみたいなことが良いのではないかと著者のリンダ・グラットンさんは書いてます。

例えば...
教育→仕事→教育→仕事→引退

教育→仕事→休憩→仕事→引退 など


つまり、今までは王道パターンというレールに乗ってしまえばよかったのですが、これからの人生100年時代はサラリーマンやって、一旦止めて教育受けて、またサラリーマンして、引退するみたいな人も増えるかもしれないですね。
単純に増えるというか、そうした方が合理的だと考える人が現れ始めるということですね。

っという感じでLIFE SHIFTの感想になりました。
LIFE SHIFTではこのような人生100年時代に必要なことが他にももっと書かれています。
有意義なライフスタイル・老後生活が私たちにあるかはわかりませんが、そのヒントとなる事が書かれているのではないかと思います。

それでは皆さん良いライフシフトを!

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