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20代に捧げるお金の管理

みなさんこんにちは

今回は、新入社員におけるお金の関するパターン別行動指数を書いていきます。
要するに「新入社員のお金の管理、こう考えるのはどうですか?」という個人の考えです。

「はい出たー。お金ね。お金がすべてじゃねんだよ!」と思ったかもしれません。私自身もお金がすべてだとは思っておりません。

しかし、それが言えるのは、お金を持っている人であって「お金がすべてじゃない!」と言う人の大半はお金を持っていないと思います。

「なら、お前は金持っているのか?」と言いたいところでしょう。

結論、私の資産状況は、今は言えません。
資産を公開することのリスクが大きいので、今のところ公開するつもりはありません。

とはいえ、参考になると思ったので書かせていただきました。
これが完全に正しいわけでもなく、この方法をおすすめしているわけではありません。
あくまで「社会人の教養として、これぐらい知っていてはどうでしょうか?」というものです。

以下、3パターンに分けて解説しています。
自分に近いパターンを参考にしてみてください。

借金がある人(ローン含む)

まずは、借金を返しましょう。

とはいえ、借金にもすぐ返した方がいい借金と、そうでない借金があります。

奨学金を例にとってもわかるのですが、奨学金には第一種、第二種のように分けられており、利息が付くものと利息が付かないものがあります。

なので、利息が付かないものは、定期的に返してもいいのですが、利息があるものは何よりも先に返すようにしましょう。

なぜ、すぐ返さなくてはいけないかというと、複利で借金が増えていくからです。
定期的に返していくと、5年,10年と時間がかかると思います。
そして、その時間と複利は、カレーと福神漬けぐらい相性がいいです。

なので、利息が付く借金は、時間をかけずにできるだけすぐ返すことをおすすめします。(死なない程度にね)

↓利息付きの借金が完済できた人は下へ

貯金がない人(貯金額100万円以下)

ここでは、借金が完済しており、貯金額100万円以下の人を想定しています。
なぜ100万円かというのは、金融庁広報調査委員会の資料を参考にさせていただきました。
(単身20代の貯金額 平均106万円、中央値5万円)

結論、貯金額100万円以下の人は、貯金を優先して投資を視野に入れていきましょう。

ここでメインとなってくるのは、生活防衛資金というものです。
生活防衛資金とは、失業・病気怪我など想定外の緊急状態に備えられるお金のことです。

金額の目安は、50〜200万円程度
計算方法は、3ヶ月〜24ヶ月の生活費です。

もう少し細かくすると、職業や個人の環境によって変化します。

例えば、実家暮らしの公務員であれば、失業するリスク・病気や怪我の管理が低くなるので、生活費の3ヶ月が生活防衛資金の目安となってきます。
月10万円の生活費だと
月10万円 × 3ヶ月 = 30万円が生活防衛資金となります。

逆に、個人事業主で一人暮らしであれば、24ヶ月分の生活費を現金で持っていてもいいかもしれませんね。
月10万円の生活費だと
月10万円 × 24ヶ月 = 240万円となります。

普通のサラリーマンなら8〜12ヶ月でいいと思います。

つまり、月の生活費 × 月数 = 生活防衛資金です。

これで自分が貯める金額がわかったかと思います。
そして、それと同時に金融投資も始めることをおすすめします。
「投資やだー」「投資はギャンブルだ〜」一旦落ち着いてください。

順を追って説明してきます。
どのタイミングで貯金もしつつ、投資もするのか、例をもとに解説してきます。

例えば、あなたの生活防衛資金が100万円だったとします。
そうすると、半分の50万円貯金ができた時点で、金融投資を始めることをおすすめします。
なぜ、生活防衛資金が貯まってないのに投資をするのかというと、金融投資に少しずつ慣れていくためです。

この後に出てくる"貯金がある人"では、投資の話をしていきます。
なので、いきなり投資と聞いても「投資はやりませーん!」という人が爆増しそうな気がするので、ここで慣れておいたほうがいいです。
(ちなみに、投資は自己責任でお願いします。)

金融投資を始める手順は、下の”貯金がある人”で解説します。参考までに

ここでは、貯金に回す金額と、投資に回す金額を説明してきます。

それは簡単で、毎月の貯金額の半分を貯金に回して、残りの半分を投資に回すのです。

毎月3万円貯金にまわしているのであれば、50万円(生活防衛資金の半分)までは、全額貯金に回していたのを、50万円からは1.5万円を今まで通り貯金して、残りの1.5万円を投資にまわすのです。
簡単でシンプルです。

「いきなり1.5万円も投資に回すのは怖いよ〜」という人は5000円からでもいいので投資に回すことを進めます。

私は、金融投資をやらないという選択肢もありだと思っています。
とはいえ、ほとんどの人が歳を重ねると、投資をしようか検討する時期が来ると思っています。
自動車、家も投資です。
場合によっては、結婚も投資の一つかもしれません。
その準備として、少額からでも金融投資をすることをおすすめしています。

人間は、脳みそが鈍ってから物事考えようとしても、正しい判断はできないですからね。

まとめ
・借金が完済できる目処がったてきたら、生活防衛資金を貯め始める
・生活防衛資金 = 月の生活費 × リスクを許容できる月数
・生活防衛資金が半分貯まったら、毎月の貯金額の半分を金融投資に回す(無理のない範囲で)

↓生活防衛資金が貯まったら下へ
↓金融投資の手順も下です

貯金がある人(貯金額100万円以上)

ここでは、生活防衛資金を90%以上貯めている人を想定しています。
「貯金額100万円以上」と書きましたが、金額はてきとうです。

生活防衛資金が100万円の人は、90万円まで貯まってきていると思います。
もう少しで、生活防衛資金が貯まりますね。

生活防衛資金が貯まった後の、貯金の割り振りは自由でいいと思います。
今まで通り、半分貯金に回すのもいいですし、今後は全額貯金に回すのもいいと思います。

また、金融投資に対する抵抗がなくなってきた人は、毎月投資するお金を増やすのもありです。

何が言いたいかというと、ここまで貯めることができた人は、それなりに金融リテラシーが上がっている思われます。

なので、自分にあったちょうどいいお金の管理をすることができると思うので、自分なりにアレンジしてみるのもいいかもしれませんね。

長くなりましたが、それでも「お金が余ってるんや!」「貯めるだけでいいのか?」という人は金融投資を進めます。

”貯金がない人”解説するはずだった、投資の手順について説明します。

投資を始める手順を示します。
1. 証券口座を開設
2. 購入銘柄選別
3. 定期購入選択
4. 購入

1. 証券口座を開設
銀行口座と同様の手順です。
おすすめは、ネット証券と言われるものです。
理由は、手数料が安いからです。
SBI証券、楽天証券、マネックス証券あたりでいいでしょう。

2. 購入銘柄選別
ここでは、購入する銘柄を選びます。(投資先を選択する)
海外株式のインデックス型の銘柄が無難です。
もう少し言うと、買付手数料ゼロ、信託報酬0.3%以下のものがいいです。
買付手数料、信託報酬の意味は理解しなくて大丈夫です。

ランキングを見ると何が人気かわかるのですが、人気だから買ったり「この人が言っているから買う」というのはおすすめしません。
なぜなら、株価が下がった時に自暴自棄になりやすいからです。

なので、なぜこの銘柄を買うのか、ファンドの中身がどうなっているのかを確認した方がいいと思います。
本当に大切です。

3. 定期購入選択
ここでは「お国の制度、使いましょ」という話です。
結論から言うと、NISA(ニーサ)という非課税になる制度です。

本来、株で儲けが確定すると約20%の税金がかかります。
しかし、NISAを使うと税金がかかりません。

なので、積極的にNISAを使っていきましょう。
毎月積み立てるのであれば、つみたてNISAというのもあります。

4. 購入
・ネット証券開設(SBI証券、楽天証券、マネックス証券etc)
・海外株式のインデックス型
・買付手数料ゼロ、信託報酬0.3%以下
・NISAまたはつみたてNISA

これらをクリアしていざ購入です。

まとめ
・生活防衛資金を貯めれたあなたは、我流を進むのもあり
・選択肢の一つとして、金融投資を始めるのもあり
・投資を始める手順1〜4

一番伝えたいこと

ここからは、余談ですが、本当に伝えたいことです。
私の投資歴は、今年で6年目になり、同年代と比べると少し長いです。
とはいえ、この世界ではひよっこのひよっこです。

何が言いたいかというと、コロナ前とコロナ後の株式市場を知っているということです。

コロナをきっかけに、日本でも金融投資を始めた人が多いように見受けられます。
そんな中、SNSで「投資最高!」「始めないやつばか」みたいなのがあるのですが、それはコロナ後から金融投資を始めて、株価爆増してたまたま運が良かっただけなんですね。
2020年なんて何買っても儲かっていました。

しかし、投資というのはそんな簡単ではなく。今まで儲かっていたものが、全然儲からなくなるなんて当たり前です。

ずっと儲かり続ける商品なんてありません

なので、これを読んでくださった人には、
投資しない人を馬鹿にしたり「株買ってりゃ大丈夫!」みたいな考え方はしないでほしいです。
お願いします。

あと、NISAについて少し触れたのですが「iDecoはどうなの?」みたいな質問を友人からされます。

その時、いつも言うことは「平均的な給料をもらっている20代の人はメリットが薄い」と言っています。

加入しても特に問題はないのですが、一般の20代がやるならiDecoよりNISAの方が優先度は高いと考えております。
無理して加入しなくても大丈夫だと思ってます。

NISAに満額入金して、余裕があればiDecoもありだと思ってもらえれば幸いです。
理由はかくかくしかじかです。

今回は、お金の管理ということで投資先を株式に絞りましたが、20代が一番投資に回した方がいいものは、自己投資だと思っています。(手のひら返し)

20代は、株の儲けよりも自分で稼いだ方が圧倒的に稼げます。
なので、金融投資に全振りするのではなく自己投資として、自分にも投資するのが賢明な判断かと思ってます。
頑張っていきましょう!


ってな感じですね。
かなり長くなりましたね。

これを読んで、お金の管理について考え直してもらえたら、とても嬉しいですし、私の記事じゃなくても、自分で学んで理解したことを、友人に話したりしてくれると尚嬉しいです。

上記でも書きましたが「こうすれば大丈夫!」「これを死ぬまで続ければいい」みたいな方法はないです。

いつか必ずその方法は、崩壊し過去の遺産になります。
何事もアップグレードして自分なりのお金の管理ができるといいですね。

また、この記事ではわかりやすさを追求するために、説明を省いている箇所が多々あります。
そのため、物足りなかったり、説明が不足だと思った人もいるかもしれません。
もし「その説明は違うよ」という意見があれば、コメントしていただけますと幸いです。

それでは、またまた
いいねよろしくね!

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