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僕が芸人をやめるまで 第4話 0年目の紆余曲折
NSCに入り
1ヶ月ごろ過ぎたあたりで
我々は「祇園」を結成することになった。
NSCの授業は
ネタ見せがほとんどだ。
そのやり方は
ホワイトボードにコンビ名をそれぞれが
順番に書き、その順番に
作家さんにネタを見せていく。
なのでコンビ名を
つけなければいけない。
僕が芸人をやめるまで 第3話 天下をとろう
NSCの狭い教室に
30人ほどのメンバーが
パイプ椅子に着席した。
面接は
目の前に座る審査員
おそらく社員に向かって
1人ずつ自己アピールをしていく。
僕はそこで大きな過ちをおかす。
僕が芸人をやめるまで 第2話 19歳の決断
高校3年の夏
同級生と組んでいた「ザ・テンションズ」で
インディーズのライブに出ようと相方と
公民館でネタを合わせていた。
そこで彼は僕にこう告げた。
「指定校推薦で大学が決まった。プロになる気はない。」
僕が芸人をやめるまで 第1話 お笑いとの出会い
これは僕がNSCに入り、
吉本興業で漫才師として活動し、引退するまでのお話。
第1話 お笑いとの出会い
決して陽キャラとは言えなかった。
中学は野球部キャプテン
高校は学級委員を務める
いわゆる優等生の量産型だった。
子どもの頃は
親の教育方針で、友達の中でも話題だった
〝ごっつええ感じ〟などのバラエティーは
見せてもらえなかった。
しかし吉本新喜劇と日曜のコメディだけは
上方の文化だと