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空間コンテンツのリアリティに必要なこと その1/2
前回、空間コンテンツはスキャンだけでいいんじゃないかという暴論を書きました。
※うちの会社でCGを頑張っている社員が衝撃を受けたと言っていました(ごめんw
上記のnoteの中で、本気で「もう全てだけスキャンでいい」と言ったとしたら極端なんですが、ここでスキャンがなぜ必要なのかをいろいろ説明しようと思っています。
みなさんVRコンテンツの実写映像ってご覧になったことありますか?
360度全方位を一気に動画で撮影したものですね。
下のようなカメラで撮影するんです。
![](https://assets.st-note.com/img/1716020757416-lN9NDohLao.jpg?width=800)
佐賀県玄海町にある美しい棚田(浜野浦)での撮影風景です。
よく見るとこれ上下に2つカメラを段積みにしていますが、別にどちらか一方で問題ないです。
上段のカメラは、QooCam 8K(2というテープが貼ってある方)というカメラで、前後にレンズがついているので、このカメラで360度の動画を8K解像度で撮影してくれます。飛び出て見える立体視の撮影はできません。
下段のカメラは、怪しげな球体のカメラですよね。
スターウォーズとかに必ずでてきそうな強そうな敵のロボットみたいですが、Insta360 TITANというカメラでこれは全部で8個のレンズがついていて、11K解像度で撮影ができるすごいやつです。250万円くらいしました。立体視撮影も可能です。
みなさん、こういった映像をVRゴーグルで視聴したことありますよね?
最近は基本的には8K解像度。
工夫すると11K解像度くらいでも提供することもできるため、以前よりも遥かに美しいVRコンテンツを楽しむことができるようになりました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141026961/picture_pc_2eaf3d338b94236e66b99e2c7143c0a4.gif)
以前よりも解像度が良くなり、全体画質も良く、非常にリアリティのあるコンテンツが作れるのですが、人間の欲望は果てしなく、わずかな違和感を感じることがあるんですよね。
360度撮影コンテンツの違和感とは?
360度カメラで撮影した映像は、VRゴーグルを装着すれば辺りを見渡したりしてとてもリアルなんですが、違和感とはなんでしょうね。
まずはこれをご覧ください
↓↓↓↓
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141028784/picture_pc_53e38a90df4ce108d36852661520c714.gif)
次にこれをご覧ください
↓↓↓↓
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141028848/picture_pc_5cb4010e8aec4d6695b4c5edf9209940.gif)
この違いわかりましたか?
わかりますよね?
ではわかったとして進めますね!
まず最初の方のやつはこういうことです
![](https://assets.st-note.com/img/1716024460036-71srSEi4i7.png?width=800)
左右に動くと、前後の物体の位置関係が変わって見えますよね。
これってついでに言うと見えていなかったところが見えたりするんです。
人って、実は左右に移動しなくてもちょっと首を左右に動いたりするだけで無意識にこういう見え方をしているんです。
次に最後のやつはこれです。
![](https://assets.st-note.com/img/1716024646790-jFl2zZxB5A.png?width=800)
位置は固定したまま首だけを左右に振っている場合は、前後の物体の位置関係かわりません。
さて、続きはこちら
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※上記の撮影場所について↓
![](https://assets.st-note.com/img/1716034217735-QNW5m8cLiA.png)
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