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空間コンテンツに必須!もう全てスキャンでいいんじゃないか?!

これまで、コロナ禍以前までは、ほとんど毎年新しいiPhoneを買って周りに見せびらかしたり、iPhoneの最新機能を誰にも頼まれていないのにアピールしちゃったりと、そんな感じでしたが、コロナ禍になって人に会う機会が減り、iPhone12を買った以降は13と14を買わずに15を買うという感じで、最も長く使ったiPhoneがiPhone12だったんです。
正確にはiPhone12ProMAXでした。

このiPhone12シリーズは、2020年コロナ禍になって最初に発売になったモデルなんですよね。
この以前からiPhone指紋認証から顔認証に切り替え始めていて、顔認証(FaceID)でロック解除をはじめとするセキュリティ解除に対応していたんですよね。
ただ、コロナ禍になってマスク着用のなか、これが非常に不評でしたよね。
それに、この12から5Gに対応したことは話題でしたが、まああの頃って「お!⚪︎⚪︎⚪︎の交差点で一瞬5Gが入りました!」といって5Gというレアキャラを発見できた時の喜び以外に5Gの恩恵はほとんどない時代でした。

そんな中、iPhone12Proに当時新しい機能が入っていたんですよね。
LiDARってやつです。当時リダーとかリーダーとかエルアイディー(以下略)と読んだり、する人がいましたがライダーって読むんですよね。

LiDARってのは、レーザー光を照射して跳ね返ってくるまでの時間を計測して、離れた場所にある物体の形状や距離を測定するんですが、あれで写真の被写体の背景をぼかしたりとか色々機能が最初標準機能で使ってました。ポートレートモードってやつ。
LiDARに対応したことで、3Dスキャンアプリが色々出てきたんですよね。

沖縄旅行の際にiPhoneでスキャンしたシーサー

物体だけじゃなくて空間もスキャンできるんですよ。
那覇の街をぶらぶらしていたら雰囲気の良い通りがあったので、通りごとスキャンしてみたんです。

那覇市内のやちむん通りを通りごと丸々スキャン

今まで(今後も)360度カメラなどで空間を撮影し、VRゴーグルなどで楽しんできたわけですが、全てを3Dでスキャンしてしまって、それを三次元空間に配置し直せば、自由に歩き回れたりするんですよね。

360度カメラで撮影したものは自由には歩き回れないんですよね。これを3DoFとか言います。DoFとはDegree of Freedomの略称で、「自由度」を表します。 VRの場合では、DoF(自由度)は、VR体験で感知できる動きの方向数を意味します。
3DoFの場合は、首の動きとか向きだけは自由ってことです。X軸・Y軸・Z軸ということで3なんですね。

ところがスキャンして空間を作ってしまえば、X軸・Y軸・Z軸周りの3つの動きに加えて、X軸・Y軸・Z軸方向の「移動」という3つの動きを加えた、6つの動きに対応した6DoFになるんです。

もう完全に空間再現ですよね。

ちょっとスキャンについてはまた続きを書きます。
ガウシアンスプラっティングとかいろいろあるので!

あ、そうそうまつゆう*さんも最近うちの会社で買った装置についてnote書いているのでぜひご覧ください。


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