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虹プロはティーンの甲子園らしい

あまりに虹プロが周りで流行っていたので、
韓国アイドル界に疎い自分もざっくり見てみました。
(ちゃんと見ろ)

『この子落ちたら悲しい』ぐらいまでのめりこむことはできなかったですが、なかなか楽しむことができました。
推しはマヤとマコです。(ど真ん中かよ)

本題に移ります。
こんだけ流行るものには必ず理由がある訳で、
こんなツイートを見つけました。

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『あ、これだ』と思って、タイトルも勝手に拝借させていただきました。


ティーンの甲子園かあ、なるほど。


普段プロ野球は見ないけど、高校野球の夏の甲子園は見る、
普段サッカーは見ないけど、高校サッカーの年末年始の全国大会は見る、
って人少なくないように思います。
女性に多いかも。

いや、野球とサッカーのルールあんまりわからない中で見ても面白くないだろうと思って、「何で見るの?」って聞いたことあるんですが、いまいちよくわからない答えが返ってきた記憶があります。

でも、確かにハモネプも、
素人が競い合っていた時代の方が確実に面白くて。

プロの大会になった時期は自分も見てません。
なんか違うんですよね。

虹プロと甲子園の共通点って、
主人公が割とどこにでもいそうな、夢を追う若い人
なことなんですよね。

「あんな可愛い子身近におらんわ!」みたいな意見は一旦置いておきます。
まあ、でもアンミカのパリコレ学に出てくるような感じではなくて、
自分を投影できる範囲でしょう。

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割とどこにでもいそうな若い人が夢を追う
がゆえに、

①毎場面が彼ら彼女らにとって将来を分ける場面
②まだまだ粗削りだから短期間で成長もするし、失敗もする
③彼ら彼女らの背景(ストーリー)に思いを馳せやすい

といった3つのポイントが虹プロと甲子園の共通点なのかなと思っています。


①毎場面が彼ら彼女らにとって将来を分ける場面

プロ野球って、まあ100%全力プレーじゃなかったりもするじゃないですか。まあ1回ミスっても選手として終わることないし。
でも、高校球児って、100%全力プレーで(あくまでもそう見える)
というのも、ここでミスったら一気に流れを持っていかれて、高校野球人生が終わる、ドラフトに引っかからないかもしれない、緊張感があるんですよね。一瞬一瞬にかける思い。
というのも、彼らにとっては毎場面が将来を分ける場面です。
虹プロも一緒で、彼女らは色々背景は違えど、アイドルとしてデビューを本気で目指しているのは共通で、あのオーディションの毎場面毎場面が彼女らにとって将来を分ける場面な訳です。
そうした、緊張感、ドキドキ感が見るものをひきつけるのではないでしょうか。


②まだまだ粗削りだから短期間で成長もするし、失敗もする

マヤも、初めのオーディションと、最後の結果発表の時全然人が違いますよね。(シンプルにルックスも)
めちゃくちゃ垢抜けてる。マコは最初から完成された完璧人間感あるけど。
おすすめの動画貼っておきます。

一個目がマヤ、二個目がマコです。

マヤの初期の動画も載せておきます。

全然違いません?
この一連のオーディションを通じて皆めちゃくちゃ成長します。
でも、スランプに陥ってしまったり、うまくいかない時もあります。
こういうところが母性本能/父性本能をくすぐるというか(25歳男性独身)
「がんばれ!」ってなりますよね。

高校野球も親世代、親の親世代がよく見てるような気がするのも、
同じ気持ちがあるのではないでしょうか。
若さゆえに、ぐっと伸びるし、失敗もする、マジ感がある。


③彼ら彼女らの背景(ストーリー)に思いを馳せやすい

割とどこにでもいそうな彼ら/彼女らだからこそ、自分を投影しやすい。
自分事化しやすいわけです。
もちろんコンテンツとしてそこを強める仕掛けはあって、
虹プロなら親からのメッセージ映像、
甲子園なら、熱闘甲子園です。まさに。

自分も彼ら/彼女らほどではないけど、夢を追いかけてひたむきに頑張ったかこはあるなあ、こういうことあるなあ的な。

そうやって知らず知らずのうちに自分を投影して見ることで、人はコンテンツにひきこまれると自分は思います。
それは親目線でも一緒の話。



虹プロはティーンの甲子園

マーケター顔負けレベルで言い当ててる。

いかにも日本人が好きそうな青春コンテンツではある気がしています。


もちろん虹プロというコンテンツが流行った理由には、
餅ゴリの存在が大きくて。金言が多すぎる。

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餅ゴリ金言分析集も余裕があれば書きます。
(最近多忙を極めていて。。。今も仕事の合間に酒飲みながら勢いで書いています。。。)
カラオケでは「話すように歌う」ことを心掛けます。

余談ですが、
『Make you happy』のスタイリングはイケてないように思います。。。

ではでは。


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