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山梨県 オオクワガタ 材割り採集

2022/11/24(木)
山梨県 


韓国から帰国しW杯を見る日々。
持ち帰ってきた標本等もそのまま何も手をつけていません。永遠開封されることの無いパック標本になりそう。

日常生活もダラダラと過ごし定年後のおじさんの様な日々。平日は昼まで寝て起きてダラダラ、週末は友人と近場のコートでソフトテニス。

「今日も何もせず終わるのか… まぁドイツ戦見ればいいか…」
と23日の深夜W杯のドイツ戦を楽しみに待機していると友人から連絡が。

先輩「明日(今日)、山梨行こうよ」

私は当時暇を持て余しており、今シーズン初の山梨なので勿論即決。
深夜にドイツ戦もありましたが勿論フルで見たので寝る時間がありません。
さらに日本がドイツに勝ち興奮も治まらず寝れません。笑

先輩も同じ状況だったので流石に2~3時間睡眠を摂り、朝8時に出発。

中央道

都内から約2時間位で山梨の有名産地に到着。
最初のポイントは全くかすりもせず尾根を歩いていたら大量のマダニにやられるお墨付き。
最悪。やる気ゼロになりました。笑

マダニに噛まれたことは一度も無いですがズボンにあれだけの数が付着すると流石に幻滅。
鹿も数いるし両方絶滅してくれないかな…笑

とりあえず午後はポイントを移動。
湿度が保たれていそうな日陰の斜面へ。

すると友人が早速倒木からオオクワガタ3令幼虫を抜いていました。
細い材の下面(割り辛い)から発見したそうです。
細い材の為一頭のみ。

茶色いカワラタケの様なキノコに巻かれていたのでその匂いに釣られて産卵しに来たのか。

救出

斜面を歩いていると夏の樹液痕がまだ残るクヌギも見られました。
流石有名産地。台場クヌギも立派。
こういう樹液木の根元深くor洞深くに越冬個体も居るんですかね。

これは"居る"木だろう。


ここからまさに豪運ブースト補正が入ります。
暫く斜面を彷徨いていると、ここ最近折れた(?)と思われる台場クヌギと折れた倒木を発見。

倒木


元の台場クヌギ
(食痕が見えてます)


この時2人揃って"絶対オオクワ材"と確信しました。まず先に倒木を割っていく。

すると

オオ確定な食痕

割った時に感じる心地良さ。
"サクサク"と白枯れ部分を割り進める感じ。
"サクッ"と"パカッ"が交互に繰り返され気持ち良い。

やっと出ました。

オオ3令幼虫

最後は細い枝を噛ませ取り出します。


その後も割進めますが一級材にしては密度の薄い感じです。
食痕の数にしては本体が留守で全く釣り合っていません。

食痕はあるのに…

倒木からは3頭くらいしか出てきませんでした。
まぁ出てきてくれただけ良かったです。

良い眺め

倒木は粉々にし終えたので台場クヌギの部分枯れへ。
なんとか隣のモミの木を伝って登りました。
1回刃を入れ、皮を剥いだ瞬間食痕が出てきました。先輩から借りた長斧のおかげで部分枯れに届き割りやすい。

ニクウスバ材

食痕を辿るように慎重に割っていくと。。。

3令♂


3令♂

良いサイズの3令幼虫が出てきます。

ブリッブリ


特徴的な頭部
(顎ストと濃いオレンジ色)


最後にまた3令幼虫を採集。
結果、この部分枯れから6頭採集できました。

良い画


一日の成果


ちょうど割り終えた頃には日も暮れ、終了。
成虫は採れませんでしたが大満足。
夜ご飯は先輩のお墨付きのお店へ。

こういう雰囲気。良い。


私はお言葉に甘えて沢山頂いてしまいましたがどの料理も美味い。
冗談抜きで今まで食べた中で1番旨い。
ご馳走様でした。

店主のおばちゃんも人情味溢れていて最高でした。
最後に飯テロを投下して終わり。笑

コロッケ


もつ煮


エビフライ


どっこ



また食べに行きたいな。
今シーズン初の山梨は勝利。
現在山梨県三連勝中。

山梨遠征お疲れ様でした。

いつもの

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