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山梨県 ルリクワガタ 材割り採集記

山梨県 大菩薩峠
2022/5/4


台風一過から気温がぐっと下がり、そろそろ材割りの季節…
斧も武者震いしています。

今年の材割りに関しては主にオオクワガタとヒメオオクワガタ(その他高山種)をメインに採集へ行こうかと思います。

オオクワガタは東北地方の未採集県や山梨県北杜市(北杜市ラベルが欲しいだけ)辺りを攻めていこうかと。山梨県は1発で当てて終わらせたいですね。

一方ヒメオオクワガタは地元の埼玉産、東京都産、神奈川県産、静岡県産辺りに狙いを定め遠征してみようかなと。。
埼玉、東京、神奈川県産は登山必須になると思われ、今からでも体力をつけなければ。

話は変わり今回は備忘録用としてタダルリ遠征の回を書こうと思います。

場所は山梨県大菩薩峠。家から割と近くに位置するブナ帯です。(それでも片道140kmはある)

北関東や東北等、自宅からどのブナ帯に行こうとしても関東平野を抜けなければなりません。

" 関東平野、広すぎ "

当時友人2人、私の計3人で埼玉県からいつもの下道で山梨県まで向かいました。
目的はルリクワガタ系とその他高山種。
ヒメオオクワガタやミヤマツヤハダクワガタなんかも材割り出来たらなぁ、なんて感じです。

過去にミヤマツヤハダクワガタを採った場所なので何もいない事は無い?

記事は↓↓↓

ようやく現着。
深夜出発だと案の定翌朝到着です。

しかし、早朝にも関わらず大菩薩の駐車場は満車、ほとんど登山客だろう。
峠より少し下に位置する駐車場に停めました。

ロッジ長兵衛を抜け、ブナ帯の斜面へ。
斜面ですがまだまだ緩やか。
湿った小枝や立枯れを削りながら探していきます。

やはり最初の1匹がなかなか見つかりません。
山の斜面上で材を見つけ歩く、中腰で割る、立って再び歩くの繰り返しが足や腰に効きます…

途中、古びたヒメオオ材(倒木)を見つけて割りましたが食痕のみ。元の材から抜けきったのかも。

とにかく固い!

この後もうしばらく歩き、谷の様な場所で太もも位の黒枯れした材を発見。
嬉しいことに、産卵痕(・)もついている!

割っていくと…

(柔らかいので手を使ってパカッと、、、)
するとそこには一際綺麗な色をしたヤツが。

でました。 ルリクワガタ。

黒枯れ材からこんな綺麗なクワガタが出るなんて…
青空が反射して尚綺麗

目的達成です。
同行者もここのポイントで採れていて一安心。

その後も同材から成虫♀、幼虫、成虫とポロポロ出てきました。

タダルリ?
ルリクワガタ幼虫

割り切った所で再び斜面を歩いていきます。
ツヤハダポイント近くまで来て、外見が"固そう"な灰色っぽい感じ、かつヒビ割れしてる材を探します。

良さげな材を割っていくと幼虫が出てきました。

ミヤマツヤハダクワガタ幼虫

しかし、幼虫しか出ません笑
根気よく割って行くと同行者が成虫(♀)を出していました。

1頭のみ。前回の割残し説

割と満足に採れたので近辺を徘徊していると…

馬鹿でかいブナの立枯れを発見。
しかも大部分が割られている…!
割られていた表面はよく見るヒメオオ材と同じ様で相当数が入っていた様子でした。

ここまで割るのも凄まじい

流石に乾燥している事と中が空洞になっていた為発生木としては終わりなのかなぁと。
この立ち枯れが倒れたらまた入る可能性はあるかも。

その立枯れの割り跡からヒメオオクワガタの残骸を発見。

やはりヒメオオ材だった

届く範囲で割っているとアカアシクワガタの♀が出てきました。

アカアシ&ヒメオオ材

私が割る間にも同行者はルリクワガタを追加していました笑 
1度見つけられるとあとは早いですね!

目的の虫も採れ、お昼を回った所で駐車場付近へ。
山で麺を喰らいました。

山で食う麺は格別の味…

その後は早めに帰路へ。

ブナ帯の宝石綺麗、ハマってしまうかも…。

以上、山梨県ルリクワガタ採集でした!









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