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中小企業のホームページ運用事情とは...

こんにちは、フォーバル九州支社の社員Tです。
これまで見てきた中小企業のWEBサイトは500サイト以上(たぶん)。そんな私が今回は中小企業のホームページ活用事情についてお届けしようと思います |д゚)チラッ

まず、
中小企業はどのくらいホームページに関心があるのでしょうか?!!

フォーバルが行う経営者アンケート調査の結果からみてみると..…

「中小企業がデジタル化を進めている、またはこれから進めようと考えている内容」として、
「ホームページ構築」と答えたのは 37.5%(408 社)でした。

回答企業数 (1087 社 ) 、総回答数 (3241 回答 )
複数回答可

参照:For Social Value ブルーレポート2022年版 2022年4月25日発行

選択肢の中から選ばれた割合は多かったですが、
ホームページの関心度合いでいうとまだまだといった感じです。

積極的に取り組めない理由として良く聞くのは、
・人手と時間がない
・費用対効果が分からず予算が割けない
・スキル不足でどうしたらいいかわからない
といった内容です。

ホームページやメディア活用が本当に本当に事業として必要ならば、時間の確保も資金調達も、社員教育もできるはず!!
必要性が不明確だとなかなか取り組めないですよね・・・

そこで、一度ホームページの目的に関して整理してみましょう
 ↓↓↓↓↓↓

❙ どのような目的でHPを運用しているの?

みなさんが作成されているホームページの運用目的は、大きく分けて主に次のような内容です。

  1. 会社案内・企業ブランディング

  2. 集客(営業活動)

  3. 採用

※ECに関しては別の機会に触れます。。

① 会社案内・企業ブランディング
問い合わせを取っていこう!というよりは、
経営指針や企業概要、事業紹介、取り組みを掲載していくことで、会社としての信頼や安心感を与える目的です。

最近は、企業を評価する指標としてESGという言葉もありますが、持続的な企業経営ができるかどうかを判断される場面が多くなっているため、社内での取り組みや対外的な活動をアピールすることが増えている傾向にあります。

② 集客
文字通り、営業活動の一環として商品・サービスの問い合わせや申込みを獲得するための目的です。
会社案内とは違い商品・サービスに特化させた内容を記載するため、専門性の高いサイトになることが多いです。
資料請求を落としどころにして、いわゆるホワイトペーパー施策などを行うことも多いです。

➂ 採用
新卒や中途採用、アルバイト・パート募集など、求人目的で運用するサイトです。
会社案内サイトの中に数ページだけ採用コンテンツを用意する会社も多いですが、採用目的に特化させた専用サイトを用意している会社もいます。

それぞれの目的に応じてサイトを分けるケースがあり、その狙いとしては、見る人の属性とニーズの違いを加味した際、発信する情報に違いが出てくるので、欲しい人に必要な情報が届きやすくするため、それぞれサイトを用意しています。

全体を通して、新規顧客だけでく既存のお客様や取引先に対してより会社のことを知ってもらう手段として、サイトの中でブログやコラムを発信しているケースは多いです。

いかがでしょう。

なんとなく時代の流れでホームページが必要かな?という思うだけではなく目的があった方がイメージしやすいですよね?
これからに現状もしくはこれからかける工数と予算が計算できれば現実的に考えやすくなるはず。

ではここからは限られた工数と予算の中でもホームページ活用に注力している中小企業の活用事例をご紹介していきます!!!

❙ 運用事例・成果に繋がった事例

< 人海戦術でメディア運用!

今こそチームワークだ!!!

中小企業のメディア運用でよくありがちなのは、社長自ら、もしくは担当者が一人で頑張っているパターンです。
担当者の方も専任ではなく本業の傍ら兼任していることが多いです。それだと本業が忙しいと分析や更新作業などが疎かになりがち。なかなかやりたいことが進まず成果にもつながらないという負の連鎖・・・

そこでお勧めしたいのが「チーム制度」です。

ある士業の会社さんではSNSやコラムなどの更新作業や数値確認を数人で委員会として実施しています。毎月定例会議もしており、毎月の更新内容や実施したことが良かったのか悪かったのかを共有。サイトの改善案も出し合いホームページを成長させています。

最初からスキルがなくても、文才がある人、画像加工が得意な人、お客さんと対峙している人、それぞれが出せる味を生かして頑張っています!少人数だからこそ分担で上手く運用しているパターンです。

< ちょっとした工夫で問い合わせ獲得

ユーザー目線 ←ほんとこれ大事

ホームページはあるけど、何を更新していいかわからない・・・ということありませんか?
ホームページは作ったら終わりではなく「運用」が大切です。

たとえば・・
最近営業先でお客さんから聞かれる内容に変化はありませんか?
社内でイベントや働く環境改善、地域活動などしませんでしたか?
業界の動向が変わってきたなと感じることはありませんか?

 ↓↓↓↓↓↓
こういった内容は出来るだけ発信していきましょう!!!
よくもらう質問はQ&A形式で、社内の取り組みは活動報告として、業界動向はトレンド情報として文章や図表でまとめて解説していくと見る側としては有益な情報になります!

有益な情報=企業の信頼 に繋がります。
一般的に知りたい情報や会社の紹介となる情報は、初めてサイトを見る人にとって信頼できる要因となります。

そうすると「問い合わせしてもいいかな」という気持ちになり問い合わせが来る可能性があがります!

< 地道な活動が実を結びました

予算がないなら時間をかければいいじゃない

メディアを運用するにはお金がかかる・・・
そう思っている方は少なくないはずです。
確かに広告を活用しないとアクセスも伸びなければ問い合わせも獲得しずらいかもしれません。
ただ、それは即効性を求めるなら!と考えてみてください。

どうしても広告費に予算を割けない場合、時間をかけることで解決することもあります。
むしろ時間をかけないといいプロモーションは出来ないかもしれません!
(広告でも時間が必要なケースもあります)

オウンドメディアと呼ばれる媒体があります。
自社発行の広報誌やパンフレット、カタログ、インターネットの自社ウェブサイト・ブログなど、企業や組織自らが所有し、消費者に向けて発信する媒体のことです。(Wikipedia参照)

基本は自社完結しているメディアのことです。
SNSも見方によっては含まれることがあります。

こういったオウンドメディアは、外部のサービス提供条件に左右されることなく運用が可能なため、情報を発信し続けることでメディアを育てファンを獲得し、ネット上やお客様の手元に情報を増やす活動が可能です。

例えばブログは更新し続けることで閲覧者がファンになってくれやすかったり、Googleなどの検索エンジンでヒットし露出が増えることもあります。

実際にこう言った地道な努力の積み重ねで露出を増やし、広告費をかけず問い合わせを獲得している企業様もいらっしゃいます。

< 社風を伝える

表面上なことはもうやめにしよう

採用を目的とするなら意識したいのがこれです。
最近はTikTokやInstagramなどのSNSで社員の顔だしをしながら企画動画をとっている会社も目につきますが、社員同士の関係性や社長との壁の低さなどを表現している企業が増えているように思います。

社員同士のやり取り風景や働く環境はなかなか目にできない部分でしたが、今は動画などを使って情報と届けやすくなっています。
ただ雰囲気が良いだけが企業としての正解ではないので、ありのままの姿を伝えましょう。

例えば、給与や福利厚生に加えて「社員の1日のスケジュール」や「社員インタビュー」「職場レポート」などのコンテンツは求職者にとっては応募のきっかけ、内定を承諾するきっかけになり得ます!

まとめ

運用の内容は様々で、
これをすれば絶対成果につながる!!
という方法はないです。
正直なところ時間をかけたからといって内容が良くなければ閲覧者には伝えたい事が届きません。
今回広告の運用にはあまり触れませんでしたが、もちろん広告費を確保してうまくいっている企業様もいらっしゃいます。
運用目的とターゲットニーズの洗い出し、さらに自社の特徴や強みをしっかり整理して表現していくことが近道ですね(。-`ω-)

○おまけ○

ホームページと合わせてよく使われているツール
・Instagram
・Facebook
・LINE
・GoogleMap(ビジネスプロフィール)
・Twitter
・YouTube
・アメブロ
・note

etc..
このあたりのツールは、投資が少なく運用を始められるので、HPと合わせて運用している企業は多いです。

みなさんが知りたい!と思っていること大募集中です。
ホームページのことでなくても経営に纏わることならなんでもOK

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