見出し画像

Appreciation(感謝)の欠落

日本に戻ってきて気づいた事です。
日本には子供の頃から「感謝」の大切さを学ぶ習慣があります。
たしかに小学校の授業が始まる時には「起立・礼」から始まり、学校の教室は自分達で掃除を行い、「ありがとうございます」という言葉は様々な生活シーンで耳にします。

でもサービス過剰な日本では、「されて当たり前」的な感覚が根付ていて「自分が恩恵を受けている事」に対しての『感謝』の意識が非常に低く多くの人が受けたサービスや恩恵に文句を言っている気がします。

電車がほぼ定時に来る事が当たり前で、数分遅れた事だけで駅員さんに文句を言ったり、コンビニで少し待たされただけでイライラ。役所の人たちが深夜まで残業をしなければならない状態で給付金の処理をしているという状況でも、「他の地域では既に支給された人がいるのに自分への処理が遅い」とクレーム。

日本のサービスレベルは高く、サービスに対しての要求が過剰になってしまっているのかもしれません。
この事で多くの人が辛い思いをしたり、苦しんでいる事が多いと思います。

なぜ幼い頃から「感謝」を学びながら、自分が受ける事サービスや恩恵に対しては「感謝」より「不満」が先にきてしまうのか?

この様な社会構造が日本を苦しめている気がします。

Appreciationは「感謝」という意味です。

自分が受けている事に不満を感じるより有難いという「感謝」を意識する事で日本はもっといい国になると思っています。

頂いたサポートは「快適ライフ創造 ラボ」の活動に使い、皆さんがもっとHAPPY と感じられる世の中づくりの為に貢献いたします。