本日の「日経」(2023.1.10、朝刊)の文化欄の高田雅彦(東宝映画研究家)「住んで調べた「日本の聖林」」なる記事の表現は、間違っており、編集者がそれを訂正できないレベルの低さを露呈し、なぜ、そのような間違いが何度もくり返されるのか、受け入れ難い現実です 

「日経」の記事には、間違いが目立ち、とても見ていられませんが、本日(2023.1.10)の文化欄の高田雅彦(東宝映画研究家)「住んで調べた「日本の聖林」」なる記事は、お粗末であり、著者の間違いを編集者が訂正できないレベルの低さを露呈し、なぜ、そのような間違いが何度もくり返されるのか、受け入れ難い現実です。
記事の論旨からすれば、米カリフォルニア州ハリウッドと東京都世田谷区成城の映画の撮影経緯を比較し、成城の映画史の側面を論じたものですが、著者の高田さんは、記事の中で、ハリウッド(hollywood)を「聖林」と明記し、成城との関連の中で、表題の「住んで調べた「日本の聖林」」にしたのでしょうが、hollywoodの意味は、「聖林」でなく、ヒイラギ(holly)の森であり、聖林(holywood)では、ありません。「ヒイラギ」と「聖」の間には、スペルの「l」が、ひとつかふたつかの差があります。編集者は、なぜ、その程度の初歩的なことに、気づかないのでしょうか?
東宝映画研究家が、文化欄の記事で、ハリウッド(hollywood)を「聖林」と解釈している現実を考えると、この世の中は、すべてのことに対し、皆、その程度の認識と意思決定の人達によって構成されているのでしょう。恥を知れ !

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