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「不安」と「不安神経症」の違いと似ているところ


選択という「不安」

 一般的な「不安」は、「漠然と未来を心配する」ことからくる、もやもや〜としたはっきりとしない、雲をつかむような感覚の気持ちかなと思います。未来のための選択を迫られて、どうしたらいいかわからない。目の前の不安要素を持て余して、選択、対処できないことで生まれる「不安」が多いのかなと。

私も今まで数え切れない不安を抱えてきていました。ただその不安は、未来が時を経て現在までくると、その時の自分はなにかしら選択しているので、いつのまにか今までの不安や心配な気持ちは消えて、またそこから先の未来のことで不安になる、その繰り返しです。

アレルギーのような「不安神経症」

「不安神経症」は一定の条件を満たすと発症してしまうアレルギー蕁麻疹のような感じで、止めたくても起こってしまう。次々と湧いてきて、頭がそのことでいっぱいになり、パニックになる。私の場合は父が亡くなった悲しみで脳をフルで使いすぎてしまい、脳の疲れがこういった症状を引き起こしたと考えています。


ふたつの共通点は「起こってもいない未来」


症状の現れ方は違うものの、似ているところもあります。それは、「不安」も「不安神経症」も、起こってもいない未来を意識してまうこと。

不安神経症の感覚は今まで味わったことのない慣れない症状なので耐性ができておらず、「またあの辛い感覚を味わうのでは。。」と予測してハラハラとします。そのまま何も対処せずにいるとハラハラは大きく膨らみ、心配だらけのまま多くの時間を過ごす事になるので、未来を意識しすぎないこと、まだ起こってないよーと体に思わせることが必要です。



私もずっと自分の心が落ち着く方法を探して試しています。内省することに執着せず(そこが難しいところですが!)、対処法を学んで実行していきたいと思っています。

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