見出し画像

人を巻き込む力とリーダーシップ

起業家おかんと起業を試みる息子の物語。前回からの続きで、起業家おかんと息子の起業塾が始まり、ついに息子は起業への決意をかため腹をくくったようだった。そこで、今日は「人を巻き込む力とリーダーシップ」について書いていく。

スイミーからの学び

起業おかんの好きな小説は、国語の2年生の教科書で学んだ「スイミー」だ。

泳ぐのが早かった黒色のスイミーは、ある日仲間が食べられ生き残った。
スイミーは、岩陰に隠れていた仲間が怖くて自由に泳ぐことができないのを見て、「小さな魚は一緒に泳ぎ、大きなさかなのふりをして泳ぐこと」を提案した。
黒色のスイミーは目玉となり皆をまとめ、大きな魚のふりをして、大きなくじらを追い出したのだ。ここでの学びは、知恵と勇気、個性と役割、チームワークだ。

中小企業が成功する1番の早道

少ない資源の中小企業は、他社とチームを組むことが一番の早道だ。お互いの強みを認め、役割分担を確実にこなすことだ。そして新たな分野、技術、業界に共に挑戦する。「協業・協創・恊労」を目指すべきである。

そのためには、リーダーシップを取れるだけの事業内容・収益・計画・実行力、継続力、理論性を証明しないといけない。

また、何よりリーダは人間的魅力と人を共感させ、巻き込む力がないといけない。
日頃の行動や言動などから、人は親しみを持ち共感する。

コミュニケーション力がリーダーには不可欠である。

息子の性格

息子は小学校から、正義感が強く、優しい性格だったように思う。
(やっぱり親バカやな......。)

上級生から虐められているクラスの友達がいたら、朝早くに上級性のクラスで待ち伏せして、仕返ししたそう......。
(ほんまはあかんけど......。)

クラスメートがケンカになったら、仲裁に入ってお互いの意見を聞いて、アドバイスをして仲直りさせたり。

中・高一貫の学校の体育大会では団長を務め、全体の運営の士気を高め、皆に気配りをしていた。そして全体挨拶では堂々とスピーチしていた。
(おかんも感激した......。)

いまでも、友達から相談あれば夜でも駆けつけているようだ。

リーダーの素質

まあ、相当親バカだとは思うが、少なくともリーダーの素質としては、ゼロではないと踏んでいる。リーダーになるには「こいつのためやったらやったる。こいつと仕事をやりたい」と思ってもらえることだ。

息子は友達から一緒に会社をしたいと言われているようだが、起業家おかんは反対している。なぜなら、失敗する確率が高いのと友達関係が壊れる可能性があるからだ。
このテーマについては、次回述べたいと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?