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自分への誓約書

事業を始める前には厳しく自分に約束事を決めないといけない。おかんは結構これが甘かったので、いくつもの修羅場や正念場に合うことになった。だから最初が肝心!息子には自分への誓約書を作成させることとした。

ビジネスは想い無くして計画なし。
計画なくして実行なし。
実行なくして結果なし。


【自分への誓約書】
1.このビジネスに〇〇円出資する。
2.このビジネスは〇〇年計画。
3.このビジネスのミッションは〇〇
4.このビジネスは社会の〇〇を解決できるものである。
5.このビジネスの収支、利益率は〇%
6.このビジネスで〇〇円毎月もらう。
7.このビジネスで〇〇人雇用する。
8.このビジネスの売上規模は〇〇円。
9.上記ができなければ〇〇年で撤退する。


ここまで追い込むと恐ろしくなって。。。
諦めるわと思っていた起業家おかんだが、息子は気にしていなかった。不勉強や知らないことは、恥ずかしいとは思わないらしい。ある種、素直ということはいいことなのかもしれない。そこでおかんは息子のやる気をなくさないように提案した。

おかんの提案

いまの状態では、お金もないし、知識もないし、経験もない。気持ちだけではどうにもなれへんから、まずはおかんの会社で経験させるか??

IT商材をお客様に提案して営業力と知識をつけたら、成功報酬でお金を支払うわ。
ITも営業経験もない息子にはかなりハードルが高いはず・・・

しかし息子はこの提案にあっさりと「分かった。勉強するわ」と答えた。

息子とおかんの起業塾

その日から起業家おかんと息子の起業塾が始まった。まだ、学生なのでインターン生として、おかんの事業を学ぶこととなった。おかんの事業はIT関連なので、息子が考えるビジネスとは随分違うが、多くの企業にとってITの知識なくしては、事業のアドバンテージは取れない時代だ。

多くの企業はITのリソースがない。ゆえに社内のロス時間が多く、業務改善ができなかったり、広報、宣伝もITのツールを使えば早く訴求できる。

息子とおかんの人生をかけた勝負が始まる・・・

今やビジネスとITは切り離せない。苦手や興味がないとか中小企業は言っている場合じゃない。

知ってて損はない。ビジネスも基本として教えることにする。教えるとなると、責任はおかんに掛かってくる。息子の人生とおかんの人生をかけた勝負が始まった。

次回に、息子との「怒涛のインターン1日目」をお伝えしようと思う。

つづく・・・。

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