グローバリズムで見るLGBT運動

 私は、先日書いたNOTEの記事で、今回の理解増進法がいとも簡単に、自公政権中心でで通過したことを「津波」として喩えました。一キリスト者の議員が賛成したとかどうかとか、重箱の隅をつつくような議論に、心が重くなりました。今回は、この問題で最前線で戦ってきた議員や団体までが、苦渋の判断で賛成せざるを得なかったのです。その背後に、大きな力が働いていたと考えられるからです。

 こちらの記事は必読です。

 この「LGBT運動」というのが、あまりにも身近になっていますが、この記事は、松浦大悟さんという、同性愛者当事者であり、政治家が、その運動についての警鐘を鳴らしているものです。次の動画は長いですが、必見だと思います。

 知らなかったことが多く、咀嚼するのが大変ですが、「現実は小説より奇なり」と言われるような、一種の陰謀系の映画にまで感じてしまう内容です。けれども、陰謀とか空想ではなく、現実に起こっていることですね。

米民主党の世界戦略

 一つに、これは、米民主党の世界戦略だということです。CIAまで使い、世界の人々にいわば洗脳プログラムのようにして広めているものです。今、在日米大使であるエマニュエル氏が、内政干渉として、我々国民が非難していますが、彼個人のものでは全然なく、もっともっと大きなレベルでの工作が行われています。私も覚えていますが、オバマ政権の時には、ケネディー大使が積極的にLGBTの伝道師となっていました。

 影響力のあるLGBTの人たちをわざわざアメリカに呼び、いかにして自国をL変えるか、IVLPという研修プログラムで教えられるのです。その中で松浦さんが選ばれましたが、いっしょに研修を受けた人が、今、岸田首相を含め政界や地方自治体を動かしている状況があります。そして松浦さんの相手をした、日本語ができるアメリカ人はおそらくは、CIA要員だったとのこと。研修内容をこうまとめています。

 1.「メディアを使いなさい」、2.裁判闘争、3.アライ(応援する仲間)を増やせ

 まるで共産主義を世界に広めて革命を起こすかのような世界戦略ですが、まさに日本はこの中に組み込まれていますね。

 世界では、イスラム教の他に、キリスト教の文化圏の中には根強い反LGBTがありますが、ジョージアで最近起こった、正教徒たちによる反対デモでは、LGBT運動の背後に、明らかにCIAの隠れ蓑の団体があります。

三つのグローバリズム 

 次に、三つのグローバリストが関わっている運動であるということです。政治的グローバリスト、経済的グローバリスト、そして宗教的グローバリストです。政治には、左派政党の政治家だけでなく、実は自民党も、かなりLGBTに関わっているということ。活動家たちから献金を受け取っています。経済については、今や企業はグローバルに動くには、LGBT支援をしないと商売ができない状況になっています。

 そして宗教グローバリストととして、(私個人は最も注目しないといけないと思っていますが)「創価学会」です。創価学会が、今回の理解増進法について、岸田首相を動かしたという話を聞いています。創価学会は、SDGsもLGBTも強力に推進しており、世界にかなり大きな影響力を持っています。

 マスコミは、旧統一協会については、十分すぎるほど叩いていますが、創価学会についてはだんまりですね。もう、新聞の印刷について牛耳ってしまっているからですね。外務省にも、かなり入り込んでいます。

LGBT思想運動の狙い:分裂と対立


 最後の点が大事で、理解増進法にとって、逆に、当事者も、またそうでない人たちも、傷がつき、分断と対立ができていくということです。

 私は、アメリカの教会事情について、情報は入ってきます。これまで神学的な見解とか、いろいろな対立があるけれども、LGBTについてはスケールの大きさが違うと、在米の兄弟が言っていました。

 松浦さんもおっしゃっているように、当事者の人たちと、LGBT思想の運動は、はっきりと分けたほうがよいでしょう。教会自体が、その神学や聖書の読み方についても、影響を受けているのではないか?と思います。

教会には「世界宣教」という戦略がある


 教会は、この思想の危険性を警戒しながらも、むしろ、同性愛者にも異性愛者にも、すべての人が、罪から救われる福音を信じて、キリストにあって一つにされるという福音に集中したほうが良いと感じます。

 かつて教会は共産主義にどう対抗するかで大きく分裂したと聞いています。米国の共産主義者は民主党を中心に影響力工作をしていましたが、教会も標的でした。LGBT運動でも同じ構図があるように感じます。

 保守的な聖書解釈をすれば、もちろん反共なのですが、教会がことさらに反共運動に関わるのか?とすると、例えばロイド・ジョンズは、否定的でした。共産主義者も福音によって救われるに値する人たちだから、ということです。ビリー・グラハムも、福音において、キリスト者が共産主義者のようにその大義のために献げることができたなら、と言っていたことを記憶しています。

 グローバリストの世界戦略が現実であるように、教会は、世界宣教に現実でありたいと思います。

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