欧米諸国のわがままに、我々が振る舞わされる必要はない

「ヨーロッパは(特にドイツ)は日本は差別がひどい、差別をしてる前提で政治を進めている所がありこちらがどれだけ、ヨーロッパのほうが色んな面で差別文化がある、といったところで自分たちのルールを押し付けるところがあります」
https://tinyurl.com/2m3ckwst

たった今、G7が広島で行われ、平和記念公園での献花、ゼレンスキー大統領の来日など、すばらしいなと思う反面、欧米諸国にある問題、というか特徴というのを知っておかないといけないと思いました。

それは、欧州が特にそうですが、ご都合主義で、自分たちの都合でころころ変えるくせに、周りの人々にそのルールを押し付けてくるということです。理性で世界を治めるという、かつての植民地主義に代表されるような発想から、どうしても抜け出せません。

環境問題はその一つです。日本がいくら努力して、炭素を減らす火力発電の技術を開発しても、「炭素」そのものを悪とさせて、気候正義という言葉をふりかざします。で、ロシアのウクライナ侵略があってエネルギー問題が発生し、今、火力発電に頼らざるを得なくなっているのです。自分たちが他者に押し付けるルールを、いとも簡単に変えてきます。

LGBT問題も同じです。日本は差別的な国で遅れていると言わんばかりの意見で、辟易とします。日本は日本で差別的なところはいっぱいありますが、人間ですから。(だから、主イエスが世に来てくださったのです。)むしろ、米国は差別を暴力的な形で表すことが多く、「あなたに言われたくない」と思うのです。

ところが、今度は振り子が揺れて、反差別を際立たせます。トランスジェンダーの人たちを殺す人々もいれば、今度はトランス女性がキリスト教会付属の学校で銃乱射するという事件が最近ありました。すぐに善悪二元論に陥り、イデオロギーの対立になるのです。

これは、昨日でしょうか、広島でカナダ首相が伊首相に対して、LGBTの権利を尊重していないと非難し始めました。伊首相がそれで怒りの表情を露わにしたそうです。お互いでも、こんなことをやりあっているのです。

それで、日本の岸田首相も、風評被害が広がらないように、G7までに理解増進法を取りまとめて、謂れのない非難を受けないようにさせるというのが、自民党内での意向だったようです。

*長文ですが、是非ご一読ください。 ...

Posted by Furuya Keiji on Tuesday, May 16, 2023

ロシアはロシアでとんでもで、話にならないですが、だからといって欧米諸国が善良だということでは全くなく、そのわがままぶりに一定の距離を置かないといけないんですね。「世界には、これだけ考えの違う人たちが多いのだ。でも一致点で協力しているのだ」という視点で、振り回されることなく、自分たちにとって何が良いことかを選び取ることが我が国に必要だと感じています。


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