宇宙くんの誕生

やぁ、ぼくの名前は宇宙！きいたことあるよね！

君がすんでいる地球は、ぼくのおへそのあたりにあるから、ぼくも君のこと知ってるよ！

今日は、僕がどうやって産まれたかを教えてあげる！

ぼくが産まれたのは、だいたい130億年前！ずーっとずーっと前ってこと！

なーんにもない「無」というところで産まれたんだ！

遊ぶものもないし、空気もない、光もなければ、時間もない。なんにもない「無」というところさ！

そんな退屈なところで、突然パッとぼくが産まれたんだ！

みんなの身体は少しずつ大きくなっていくだろ？

僕は違うんだ。1秒よりももっともっと短い時間で、シャボン玉から地球くらいの大きさになるくらい成長が早いのさ！

そしたら、どんどん大きくなりすぎちゃって、大爆発しちゃったの。ぼくもびっくりしちゃった。ビッグバンっていうんだー！

そのときの宇宙には、お星さまも地球もできていないんだ！

みんなが飲んでる水とかの材料の水素とかしかなかったんだ。

それから2.5億年～3.5億年くらいして、ぼくに初めてお星さまができたんだ！
ファーストスターって言って、一番最初のお星さまっていう意味だよ！

その一番最初のファーストスターは数百万年経ったあと、爆発したんだ！

そのファーストスターの爆発したかけらたちが、どんどんぼくの中に広がって、また新しいお星さまがどんどんできたんだ。

お星さまたちが産まれたり、死ぬときに爆発したりを繰り返している中で、君たちがいつも見ている太陽が産まれた。

そして、そのあとに地球も産まれた。

その地球の中で、君が産まれたんだ。

ぼくは今でもどんどん大きくなっているんだよ！

ロケットに乗って、いろんなところにいってみてほしいな！

おしまい