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【インド】アーユルヴェーダ的に香りは非常に重要ですぞ【インドネタ】【note継続7日目】

そうなのです。アーユルヴェーダにおきましては、香りを嗜むということは「病気にならないためのすごしかた」なのです!

こんにちは。キヨリンド地域おこし協力隊@辺戸岬観光案内所です。
本日で30日note連続投稿&三線練習7日目となりました。
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本日も辺戸岬観光案内所は通常通り10:00~17:00で開所しております。2F「ふしくぶカフェ」は休業中となっております。ご不便おかけいたします。ペコリ。

昨日、「月桃」について書きました。
香りを嗅いだ瞬間に目がパッと開くような気分になり脳が活性化されるようだったり、落ち着いた気分になったり、昔のことを思い出したり、、、、、
そんなご経験がおありかと存じます。それもそのはず、香りは「脳」に様々な効果をもたらすのですね!私は脳科学者ではないので、インドで学んできた(ドヤ)アーユルヴェーダ的観点から「香り」について紐解いていこうと思います。

◆アーユルヴェーダとは

(本日はサラッと書きますね。)
4000年以上前から語り継がれているインドの伝承医学で、ざっくり言うと
「病気は未消化物(アーマと呼びます)から作られており、アーマをコントロールすれば病気にはならないので、アーマを作らないように生活していこうね。病気になったら治療が必要だけど、病気にならないようにしていくには日ごろどんな生活をしていったらよいのか知るための教えだよ。」こんな感じでしょうか。
「未消化物」は消化という文字からも想像できるように、「正しくない食べ方」から作られます。食べすぎ、調理法、作ってから時間が経ちすぎた食べ物、食べ合わせなどからもアーマが作られます。そして!心の中の未消化物、例えば解決できないイライラ、モヤモヤ、不満、不平、不安、怒り、などなど、、、、それらも「アーマ」なのです!そう考えると現代人はかなりの量の「心のアーマ」を抱えているのではないでしょうか。


◆すべては元素から始まる

アーユルベーダは、体、1日、人生などを3種類に分類わけします。
ピッタ(火)、ヴァータ(風)、カパ(水、土)タイプに分かれます。
四大元素ですね。

◆ピッタ(火)の要素

「重要な仕事を任せられている」、「チームのリーダーでみんなをまとめなければいけない」、「会社を経営している」、「トラブルを対処しなければならない」などなど、、、、こういった生活をなさっている方は定期的に頭痛がしたり、火がついてしまったように突然怒りがこみあげてしまったりしませんか?それは、体の中のピッタ(火の要素)のバランスが乱れているからです。

◆ピッタ(火)をコントロールしよう

火は、うまく活用すれば料理が作れる、お風呂が沸かせる、殺菌できる、鉄を溶かして道具を作ることも出来る。しかし、燃えすぎてしまったらどうでしょう?はい、怪我しますね、危険ですね。体の中のピッタの性質である行動力、リーダー力、勇気、チャレンジ精神なども(本日は人それぞれが持つ生まれ持っての性質には触れていません、長くなるのでまた別の機会に!)
消えてしまったらもったいない。そこで、火が燃えすぎた!=今日は脳が頑張りすぎた!と感じたときには、火力を抑える動きで火加減が調節できます!

ファイヤーダンスの写真など笑笑

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◆どうやって???ここで「香り」が登場します。

燃えすぎた体の中の火(ピッタ)をコントロールするのは、、、
まず古典書に載っている対処法を書きますね。

↓ピッタ体質の人が毎日行うと良いとされている事

・風呂に入り、シルクなど肌触りの良い生地の服に着替えシルバーの装飾品を身に着け心地良い風が吹くポーチで風を感じてくつろぐ
・気の合う信頼のおける人物と語らう
・白檀などの芳香を焚き、リラックスする

と、あります。オーバードライブ気味の脳を冷やせ、ということですね。
他の性質(風、水、土)が乱れた際には、とにかく温める、乾いた食べ物を取らない(クッキーやパンなど)、運動する、昼寝しないなど、身体的な対処法が多いのに対し、火タイプは、「心や脳に働きかける」ような行動をすすめています。初めて知ったときとても興味深かったのを覚えています。
燃えすぎた火を鎮めるには「クールダウンできるような香りを嗅ぎ(白檀はクールダウンさせる性質、脳をリラックスさせる)、シルクやシルバーを身にまとい(シルバーはクールダウンさせる性質の鉱物)、友人と楽しい時間を過ごそう(仕事のことはひとまず忘れて)」と、
4000年前からの教えに登場するのです!すごくないですか?!?!
科学的根拠も見つけました笑

◆ということで、お気に入りの香りをぜひ身近に!

クールダウンさせる性質としては「白檀(サンダルウッド)」や「バラ」、「ベチバー」などがオススメだそうです。ピッタのバランスをとる為の施術にはこれらのオイルや蒸留水が使われることが多いです。
私が推している月桃も素敵な香りです!(あ、やっと月桃出てきた笑)
脳を使いすぎてしまうかたは、ぜひお気に入りの香りの天然由来の精油などを身近に置いてみてはいかがでしょうか。
グレープフルーツの香りは交感神経を刺激してやる気が出るという記事を読みました。リラックスする際には副交感神経を優位にするとよいので、もし「グレープフルーツの香り好きなんだけどな、、、」と気になるかたは、グレープフルーツは朝や仕事前に嗅ぐ香りにしてみても良いかもしれませんね。しかし!ご自身が「これが好き!」と感じることが1番大事です。
沢山試して良い香りが見つかるといいですね!

もう一度、ファイヤーダンスの写真など笑笑

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キヨリンドでした。


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