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「止まらない」「やめたい」過食がちょっと収まった話

さみしい気持ちから過食してしまうひと、過食してしまう自分を責めてしまうひとにかるーく読んでほしい話。

「痩せていなきゃ愛されない」「かわいくなきゃみんな離れていってしまう」

そんな気持ちに支配されて、高校生のころ蒟蒻畑しか食べなくてガリガリになりました。

あるときその反動で、プッツンと糸が切れたように過食するようになったのです。

その頃のなごりで、社会人になった今も、たくさんたくさん食べることで、こころの隙間をごまかすように食べてしまいます。

「さみしい」「だれかに愛されたい」「生きている価値がない」

そんなふうに苦しくなったとき、「食べて安心したい」と思います。

過食衝動に流されて、たくさん食べて、落ちこんで、のくり返しの日々。

けれど、最近「過食したいきもち」に負けずにいられたことがありました。

妹とおうちでダラダラしていた休みの日。

お昼ごろ、なんだか急に不安になって、ダメダメな自分を責めてしまって、甘いもの、脂っこいもの、ジャンキーなものをたくさん食べたくなりました。

でも、「だめだ!」とよいしょっと腰を上げて、お昼ごはんをつくりました。

妹とわたしの分のごはんです。

やたらにたくさんあったニンジンをつかって「焼うどん」ならぬ「焼ごはん」を作りました。笑

ただ、焼うどんの材料を、うどんじゃなくてごはんと炒めただけです。

それで、「おいしいね~」って言いながら2人で食べていたら、いつのまにか過食衝動がきえていました。

ついでに、「さみしい」「だれかに愛されたい」「生きている価値がない」っていう気持ちもスゥーっといなくなっていったのです。

なんだかとてもうれしかった!

ていねいに、大量のニンジン刻みまくって、炒めて、しょうゆ入れて、はあ~いい匂いって作っていくうちに。

妹が「野菜いっぱいでおいしい」ってもぐもぐしているの見てるうちに。

ほんとにちょっとしたことだけど、こういうのって大事なんだな~って思いました。

誰かのためにごはんをつくること、ていねいに作ること、きれいに盛り付けすること。

それで、苦しいきもちがこんなにちっぽけになるんだな~って感じました。

同じように過食で悩んでいるひと、どうしようもない孤独なきもちを抱えているひとに、ちょっとだけでも前向きになってもらえたらなと思って書きました。

以下、わたしが過食に悩むなかでみつけた「読んでよかった!」という記事です。
よければのぞいてみてください。


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