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カルナータカ旅行6日目 マディケリ(Madikeri)

ガーツ山脈の東端にあるクールグ地方は、山々と丘陵からなる高原にあり、インドではコーヒーとスパイスの産地として知られている。また、カルナータカ州では避暑地としてもポピュラーな場所で、特に週末にはベンガルールからの旅行者でにぎわう。

『地球の歩き方 南インド 2016〜17』P90より抜粋

そんなクールグ地方の中心となる町マディケリに滞在している。

午前中、ゲストハウスの裏手にあるマディケリ城塞に行く。
マイソール藩王国の最盛期を築いたティプー・スルターンが造った城だ。
特に整備されているわけではなく、「言われてみれば城塞かも」という程度の小さな遺構。

城塞の隅に小さなヒンドゥー寺院の祠があり、居心地が良かった。

城塞をサクッと見学した後は、コーヒー農園へ。
4kmほどの道のりだったので歩いて行ってみる。

マディケリ牛

Googleマップに表示されていたショートカットに従って、林道の中を歩く。
最初は順調だったのだが、途中から手付かずの藪になり、通り抜けるのにえらく骨を折った。

手のひらが擦り傷だらけになりながらも、1時間半ほどで目的地のコーヒー農園に到着。

コーヒー農園

ちゃんとガイド付きで案内してくれる。

コーヒーの実
コーヒーの花
スパイスのカルダモン
コショウの実

最後にコーヒーの試飲付き。
コーヒー農園だからこそ、ブラックコーヒーで飲みたいところではある。

昼過ぎにマディケリの町に帰ってきて、ゲストハウスでのんびりする。

冒頭でも書いたが、クールグはコーヒーとスパイス、チョコレートが名産品。
マディケリの至る所に土産物屋がある。

そして、クールグのもう一つの名産品といえば……

ワイン
一般的なブドウ産のものだけでなく、リンゴやバナナ、ジンジャーといった変わり種も多い。
値段はピンキリで、ぼくはバナナ味のワインを300ルピーで購入した。

意外とレベルの高い草バレー
立派な家が多い。スパイスは今でも儲かる産業なのだろうか。

マディケリは徒歩圏内に観光地がほとんどない。
自然豊かで居心地が良く長居したい気持ちもあるが、徒歩観光がベースのぼくにとっては退屈なのも事実で、明日には次の場所へ移動することにする。

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