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6/8 レー王宮とか市内観光とか

レーには7泊する予定である。
高地順応も兼ねて、すでに1週間分ゲストハウスを予約していた。

7日もあるので、小分けにして観光する。
高地なので、平地と同じペースで動き回るのは難しいと判断してのことである。
あと、パーミッションの取得等、やらなければいけないこともある。

朝9時すぎにゲストハウスを出発。
今日は市の中心部とレー王宮を観光する。
30分くらい歩く。

通りには、立派なホテルや土産物屋が軒を連ねる。
日本でいうところの白馬などのスキーリゾートと似たような雰囲気である。

市の中心部、メインバザールに到着。
赤い袈裟に身を包んだ僧侶が行き交い、タルチョが風になびく。
非常に風情がある。

突然だが、メインバザールの突き当たりにあったこの建物、何でしょう?

何と、モスクでした🕌
ラダックはパキスタンとも国境を接する地域。
ムスリムもたくさんいる。
うまい具合に折衷している。

路地に入ると、素朴なパン屋が軒を連ねる。

釜焼きパン
野良犬が狙っている

焼きたてのパン。
1つ10ルピー(17円)。

食感はパサパサで、味のないビスケットみたいな感じ。
甘いチャイやコーヒーなんかと一緒に食べるのだろう。

路地を奥まで進むと、レー王宮が見えてくる。

17世紀初頭、ラダック国王により建設。
17世紀中期に建てられたチベットのポタラ宮のモデルになったと言われている。
一時は崩壊の危機にあったが、1999年頃から改修が行われているとのこと。

王宮とはいうものの、素朴な造りである。

一室が資料館のようになっている。
当時の壁画も残されているが、破損が進んでいる箇所もある。

最上階からの見晴らしが良い。

メインバザールを上から見下ろす。

左上に見えるのが、小さなゴンパ(僧院)。
写真をよく見ると、岩山を歩いている人の姿が確認できる。
どうやらショートカットできるようだ。

王宮の中に「トイレ」の案内があったので行ってみると…

ただの穴だった。
原始的なトイレである。

王宮観光の後は、岩山を登ってゴンパまで行ってみることに。

岩をよじ登って行く。

意外と近くて、10分ほどで登攀完了。

鍵がかかっていて、基本的に建物の中には入れない。
運良く管理者が近くにいたら、内部も見学できるようだ。

ゴンパの周りをうろうろしていたら、地元の青年に現地の言葉で話しかけられる。
何を言ってるのかさっぱりだが、どうやら写真を撮ってほしいらしい。
2人で景色のいいところを探して、即席撮影会の始まり。
最初は「どんなポーズがいいかな」なんて言っていた青年だが、だんだんノってきて、いろいろなポーズをきめ始めた。

女子高生かよ

青年はどんどん調子に乗って、「全身を写して」とか、「顔をアップで」とか、「もうちょっと明るく」とか指示を出し始める。
ぼくも暇だったので、彼の要望に従って80枚くらい写真を撮った。
そんな中、彼が一番気に入った写真がこちら。

いや、もうラダックの景色関係ないじゃん。

そんな感じで即席撮影会を終え、再びメインバザールに戻る。

チベット難民市場

陽気な音楽が聞こえてきた場所まで、足を運んでみる。

どうやら、ラダック仏教で相当な地位にある僧侶の誕生日の式典らしい。

たくさんの市民や僧侶が集まっている。

ラダックの僧侶は派手な赤い袈裟を着ている。
サングラスをかけた僧侶もいて、格好いい。

式典を行なっている寺院の外には、豪華な民族衣装に身を包んだ人たちが乗ったトラックが待機していた。

式典ではダンスも披露されていたので、地区別の出し物大会みたいなものがあるのかもしれない。

昼過ぎには観光を終えて、ゲストハウスに戻った。

明日は歩いて1時間くらいのところにある仏塔に行く予定。
来週、ラダックのさらに奥地に行く予定なので、観光代理店でツアーの問い合わせも行いたいところ。

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