自殺のニュースを聞くたびに

なんとも言いようのない気持ちにかられます。きっと、自死遺族のみなさんも同じではないかと思います。特に、自分より年下の若い人が自死で亡くなるのは本当に悲しいです。

希望があれば生きられたのかな、でも、今みたいに先の見えない時代は、その希望も足かせになるのかな。わかりませんね。

三浦春馬くんのニュースを聞いたときは友達と一緒にいたのですが、とっさに、ひとりでこの訃報を聞かなくてよかったな、と思いました。それくらい受け止めきれなかった。そんな熱心に彼の作品を見ていたわけでもないのに。

こういうとき、「周りはなぜ気づかなかったのか」という声を聞くけど、本当にわからないと思う。それくらい、「その時」は、突然やってくるものじゃないかと思う。彼だって、亡くなった日の朝の様子はいつも通りだった(ように見えた)。

「誰かに相談できなかったのか」という声も聞く。本人がまじめで優しければ優しいほど、誰にも言えなかったんじゃないかと思う。

「その時」は、周りも、本人も、誰にもわからない。

だから、誰かを責めることはやめてほしいし、自分を責めることもやめてほしい。わたしが言えることでもないけど。

今はただ、亡くなった人の魂が安らかでありますようにと願うしかない。ずっとずっと、苦しんでいたと思う。それは本人にしかわからない。


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