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記念日反応

最近は(特に今年に入ってから)、あまり感じなくなったけど、月命日だったり何かの記念日だったりした日は、たいてい具合が悪くなりました。わたしの場合は、気分の落ち込みと、胃の不快感、腹痛が主な症状でした。


記念日反応の過ごし方について、いろいろ試してみました。

なるべく意識しない(考えない)→ダメ。絶対考えるし意識する。
寝る→寝れない。楽しいことを考える→無理。
おいしいものを食べる→そもそも食べられない。
本を読む→集中して読めない。別のことを考える。
友達と過ごす→罪悪感が生まれる。

あとは何を試したかな・・・ちょっと忘れてしまいました。とにかく、試してみてはことごとく失敗した感じです。要するに逃れられないということなのかな、と思いました。誕生日や記念日を、楽しく過ごせば過ごしたほど苦しさを感じる。月命日が近づくと、「あの日」をどうしても思い出してしまう。体調を崩すのも、精神的に落ち込むのも止められない。ならばもうあきらめるしかないか・・・、そう思いました。

時間が経つにしたがって、少しだけ心が軽くなったことは実感しています。月命日に落ち込むことはなくなりました。彼のお仏壇もない、お墓に行けない、わたしなりの供養を見つけたからかもしれません。(形見の指輪にビールとたばこと彼の好きなお菓子を供えるだけの簡単なものですが)

誕生日やイベントなどの記念日は・・・まだ落ち込みます。なので、精神的に落ち込んだら「仕方ない」と呟き、体調を崩したらとにかくからだを休めるようにします。

それでもしんどいときは、分かち合いの会や傾聴電話を頼りに・・・したいところですが、昨今の事情でそれも無理(外出自粛で休止しているところがほとんどのため)。さすがにいま電話をかけることはないと思いますが、いざ、というとき頼れるところがないのはちょっとしんどい。なのでどうしても、のときは実家に電話をかけます。人の声って安心する薬みたいなところがありますし。

無理をしないで過ごすこと、を心掛けてるし遺族の方にも声かけしてるんですけど、無理しないと生きていけないですよね。それでもやっぱり無理をしないで過ごして欲しいと思いますし、わたしも無理をしないで過ごしたいと思います。


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