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人生の穴
昨日は病院の日でした。ひと月以上、しんどさが取れないことから薬も増えました。仕方がないとはいえ・・・休めば増えることもなかったんだろうな、と思うこともしばしば。
カウンセリングで話を聴いてもらっていた時のこと、カウンセラーの先生から「穴はほかのことでは埋められない」と言われました。要するに、何かあって傷ついて、そこにできた傷を別のことで誤魔化すように何かをしても、それによって癒されることはない、ということ。
傷は傷として存在するということ。それはそのままでいいということ。
なんとも残酷だなあと思いましたが、実際彼を亡くした喪失感が、仕事や趣味で埋まることはないので、もっともだな、とも思いました。
じゃあその穴はどうすればいいんだろう?死ぬまでそのままにしておかなければならないのだろうか。時間が経てばその穴を見なくても済むようになるのか?疑問は次々とわいてきます。
先のことを考えると気が遠くなるし、いまのこの現状もつらい。八方ふさがりでどこにも行けないな、と思いました。
そんなことをぐるぐると考えていたら、夜まったく寝付けず、胃やお腹のあたりが痛くなって動悸が起こる始末。薬を飲んで抑えました。
みんなこの局面をどう過ごしているんだろう。大切な人に自殺されて、遺された人たちは、本当にがんばって生きていると思います。
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