何度もダメになる

仕事もようやく落ち着き、少し余裕も出てきましたが、今日はスタッフで参加させていただいている雨宿りをお休みしました。いまは家でゆっくり過ごしています。

去年、彼の三回忌が過ぎて少し心も落ち着いて、今年に入ってからは心理カウンセラーの資格が取れる学校にも入り、だいぶ元気になってきた、と思っていたところのコロナ禍。コロナについては特に気にすることはなく過ごしていましたが、在宅勤務期間を経て、通勤・出社が本当にしんどく感じています。

自粛生活の、ひとりきりで過ごす静かな時間が、思いがけず心の癒しをくれました。しかし外に出れば人にも会うわけで・・・それが思っていた以上にストレスだったんだ、と改めて感じることになりました。

「もう大丈夫」「まだだめだった」の繰り返しなんだな、と実感しています。

彼が亡くなってから一周忌を迎えるまでの一年間、本当にわたしは『元気』に過ごしていました。仕事にも行くし遊びにも行く。寂しさを感じることはあっても『日常』は送れる。そう思っていました。でもこれはただ、『麻痺』していただけ。そうじゃないと、とてもじゃないけど『日常』は送れなかった。振り返ってみて、そう思います。

逆にいまは、しんどさを感じながらもなんとか『日常』を送れている。時間が経つってそういうことなのかな、と思います。(でも本当につらい。しんどい)

何度も何度も「だめ」になる。でもその「だめ」になる日を重ねて、大丈夫になっていくのかな。先はまったく見えないけど・・・。

彼はそんなわたしの姿を見て、何を思うんだろう、って時々思います。


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