新しい仲間に気をつけろ!メリットを得るためのリスク管理【忍者の技と知恵 #175】
忍者は秘密の内部情報を手に入れるため、職業を変えて敵の中に潜り込みます。そのため将軍は人を雇うときや城陣に人を入れるとき、誤って敵忍者を紛れ込ませないようにしなければなりません。
降伏した敵が味方に加わるとき、敵忍者が紛れ込んでいないか注意します。怪しい人物には気づかれないように監視役をつけて警戒し、万が一に備えます。また、裏切らないように契約書も書かせます。
さっきまで敵だった人間が味方になるのですから、どこまで本当の仲間なのかわかりません。自国に対して恨みを持った状態で味方に引き入れていたとしたら尚更です。兵力が増えるというメリットはありますが、裏切るかもしれないリスクも抱えます。メリットを得るためのリスク管理を徹底することが重要です。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
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