相手と自分のやりたい事を擦り合わせて目的を達成する忍者の戦略【忍者の技と知恵 #284】
取引や複数人で仕事を行わなければならないとき、人と人が集まって何かを成し遂げようとするとき、必ず意見はぶつかり100%自分の思いのままで進むことはありません。このときに大事なのは、相手と自分のやりたいこと(意見)を擦り合わせて目的を達成するように展開させることです。
忍者は敵に捕まったとき、敵方に寝返るフリをして、敵味方を自由に行動するダブルスパイになる「弛弓の術」を使うことがあります。
敵に寝返った忍者は偽情報を流すフリをして味方に真実を伝えます。味方は敵の様子を知りながらもワザと偽情報にのっかかり敵の油断を誘います。敵が油断しているうちに裏をかいて軍を動かし敵を撃破し勝利します。
ダブルスパイの利点は相手が自分は優位であると思い込んでいることです。優位だと思い込んだ相手の油断に付けこみ、相手の様子を観察し、用意周到な準備を整えて時期が来たら一気に行動します。
相手のやりたい事が見えたら、それをやりたいように自由にさせます。相手がのめり込んだら様子を伺いながら、次の相手の行動を予想します。相手の行動に対して自分のやりたい事(目的)を上手く擦り合わせて目的を達成します。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
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