武士というチームの規範を守ることが大きな力になる「武士道」上忍の条件18【忍者の技と知恵 #143】
最も優秀な忍者を忍びの上手「上忍」と呼び、忍術伝書『万川集海』によれば上忍と呼ばれる忍者は、9種類32個の条件を達成したものであるといわれます。
第18個目に出てくる上忍の条件は「武士道」です。
忍者たるもの武士の道、武士の規範を学ばねばなりません。江戸時代、忍者の身分は武士であり、武士の役職の一つとして忍びがありました。武士としての礼節を身につけ、武士として振る舞うことは忍者が武士の仲間であることを明確に示すことになります。
忍者は武士という集団の中で、諜報活動という役割を担い集団に貢献します。集団で活動するには、集団の構成員に自分が仲間であることを認めてもら信用を得なければなりません。私たちは同じ武士あるという仲間意識を、立ち振る舞いによって示すことは円滑なチームプレイには欠かせないのです。
武士道は武士という職業の規範(ルール・慣習)と言えます。
そのチームの持つ規範を守ることは、私はチームとメンバーのために働く(集団で働く)ことを示し、信用を得ることにつながります。プロ意識を持って働く人は細かな所作にも気が回り、その行動自体が信頼になります。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
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