忍術秘伝書に学ぶ「努力」
忍術秘伝書「正忍記」に学ぶ、忍者的な努力について書きます。
(正忍記は、天和元年に紀州藩軍学者である名取三十郎正澄によって書かれた、3大忍術秘伝書の1つです。全3巻構成で、心理戦法について多く記載されています。)
目次
・動物に学ぶ忍者「水鳥の教え」
・何事もないように振る舞う
・その人の頑張りを知る
・努力の加減をする
動物に学ぶ忍者「水鳥の教え」
忍者は自然の中を生きる動物を観察して、その行動に学ぶことが多いです。
その中で、「水鳥の教え」というものがあります。
カモなどの水鳥は、水中ではせわしなく足を動かし泳いでいるが、水面上では何もないかのようにしれっとした顔で浮いています。
何事もないように振る舞う
賢い人は、自分が一生懸命頑張っている姿を人に見せません。人が見ているところでは、さも当たり前のようにスマートにこなしている。しかし、裏では誰にも知られないような努力を行なっています。
自分が何か仕事をするとき、人に見えている表の部分では笑顔でサラッとこなせるようになりたい。努力は人に見せるためのものではないし、相手が求めていることでもないから。
まあでも、ちょっとくらいアピールしないとモチベーションは保てないんだよね(笑)
影の頑張りに気づく
また、逆に、何か大きな事を成し遂げている人は、なんでもかんでもスマートにこなして余裕に見える。けど、実は影で努力をしているものだと思います。よくその人を観察して、頑張りを理解してあげることが大事だと思います。
モノゴトを成し遂げるには、必ず辛い大変な面を乗り越えるもの。その努力に気づいて、共感することができると良いのではないでしょうか?
努力の加減をする
水鳥の教えは、もしかしたら、サラッとこなしているように見えるくらい(見せられるくらい)の努力に抑えるのが重要なのかもしれません。頑張りすぎず、自分のペースで努力を続けて、いつか大きなコトを達成できるような働き方をしたいと思います。
まあカモも、必死に水かきしてたら流石に疲れてへたっちゃうだろうし、70〜80%くらいの力で泳いでいるんでしょうね。
🥷忍者の思考と精神を身につけるべく、日々修行を行ってますので見届けてもらえると幸いです。あとお仕事のご依頼もお待ちしております🙇♂️。サポートは兵糧(ひょうろう)に使わせていただきます。 WEB:https://shinobi-design-project.com/home