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常に現状を把握、変化の先を読むのが忍者の技【忍者の技と知恵 #100】

兵法書『六韜りくとう」に「疾雷しつらい耳を覆うに及ばず」(突然の雷は耳を覆い塞ぐ間もない)とあるように、急な変化に人は対応できないものです。忍者は忍術を使い、常に状況を把握することを心がけることで恐怖心にとらわれず、変化を先読みして冷静に対処できるようにします。

ここでいう忍術は情報収集や分析の知識・技術、鋭い五感の使い方、修行や経験で身につける対応力のことを指します。

状況は時間と共に変化しますが、この変化を常に把握し続けることで異変に気づくことができます。漠然とした恐怖は「先の見えない未来」と「自分の能力では対応できない」という思い込みから生まれます。状況は時が過ぎてから理解するのではなく、今この瞬間に対応して理解することが重要です。

現状を把握し、恐怖を乗り越え、変化を読む


【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。

万川集海とは
『万川集海(ばんせんしゅうかい/まんせんしゅうかい)』は伊賀甲賀49流派の忍びの術、古代中国や日本の謀略家・名将軍の技と知恵を結集し、悪しきものを捨て良いものを厳選し集大成した全21巻に及ぶ忍術秘伝書である。
万の川が集まり大海となるように、数多の術を結集したことから名付けられる。


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◇ 忍者の情報戦技術(情報の収集・分析・活用)「忍術」を活かし、データを元にした“間違えない”デザインの提供。
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