あらゆる事態に対応する力。完全想定外を減らす「知見を広げる」上忍の条件21【忍者の技と知恵 #146】
最も優秀な忍者を忍びの上手「上忍」と呼び、忍術伝書『万川集海』によれば上忍と呼ばれる忍者は、9種類32個の条件を達成したものであるといわれます。
第21個目に出てくる上忍の条件は「知見を広げる」です。
忍者は諸国を見て周り、いろいろな国の風土や人を知っていることが必要です。忍者の任務はいつどこに行かなければならないか事前に分からないので、あらゆる場所の情報をあらかじめ見て周り知っておくことは自分を助けます。人に聞いて知る、本を読んで知るよりも、自分の足で歩いて目で見て周ることが生きた使える情報になります。
どんな仕事でも、備えていないこと、知らないことは出てくるものです。仕事だから準備してないと言って逃げるわけにはいきません。全ての事態を想定することはできませんが、あらかじめいろんなことに興味を向けて調べ考えておくことは必要です。多くのことを知っていれば、全くの想定外にはならないものです。自分の知っている似た事態を参考に対処することで問題を乗り越えやすくなります。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
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