情報は素早く伝えるスピードが命【忍者の技と知恵 #185】
城や陣地、屋敷に籠るとき、敵の進行ルート上に「外聞」という警備兵を配置します。
外聞は敵が接近したりしたとき、本陣に緊急の知らせを行うため素早く陣地に帰還できなければなりません。知った土地での警備なら道に迷うことはありませんが、敵地に進軍しての陣地構築ではそうはいきません。そのため本陣への帰り道には草を結ぶ、竹を刺すなどの目印を作っておきます。
情報はその内容も大事ですが、それと同じくらい伝達することも大事です。緊急の知らせならなおさら素早く伝えるということが大事になります。素早く伝える方法を考えるとき、より早い方法を探しがちですが、遅く伝わる方法を考えてそれを回避する策を探すのが大事です。
もっと良くすることを考えるより、もっと悪くなる事態を考えて回避する方が堅実で効果的だったりします。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
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