一か八かの駆け引き:忍者の命をかけた処世術【忍者の技と知恵 #383】
作業や業務を効率化するためにルールやルーティンといった型を作りますが、それを行うのは人間で、人の心や感情のムラ(変化)でルールは機能しなくなるものです。
忍者は敵陣中に潜入するとき、陣中で雑務をこなす雑兵に変装します。もし合言葉を尋ねられたらうろ覚えで忘れてしまった風に予想して答え、顔色を見て怪しむなら別の答えを思い出したかのように言い敵を欺きます。
合言葉は単純な対義語でできていますが、瞬発的に予想して答えるのは一か八かです。そこで、雑兵という下賤の者になりきり、バカなフリをすることで敵を騙して危機を脱するのです。敵の心の変化に応じたコミュニケーション、命をかけた忍者の処世術が垣間見れます。
🥷忍者の思考と精神を身につけるべく、日々修行を行ってますので見届けてもらえると幸いです。あとお仕事のご依頼もお待ちしております🙇♂️。サポートは兵糧(ひょうろう)に使わせていただきます。 WEB:https://shinobi-design-project.com/home