新型コロナウイルスと人類の戦いを忍術・兵法をもって考える。


江戸時代の忍者が疫病に出会ったら何を考えるか?

江戸時代当時の忍者が、疫病に出会ってしまったときどのような暮らしを送ったでしょうか?それはおそらく、疫病が蔓延してもいつも通りの生活だと思います。医療知識が乏しい当時、人にどう感染するのかわからない以上、防ぐ手立てがない。どうしたらいいか解らないうちに病気に対する不安はつのる…病気で一番危険なのは恐れることです。心が乱れては敵に隙を与えることになります。なのでいつも通りの暮らしを全うし、平静の心を保ち、神に祈り、それでも病に倒れるのなら天命と受け入れるのが忍者だったのではないでしょうか?私はそう思います。

新型コロナウイルスとの戦いを忍術・兵法で考える

では、現在の新型コロナを忍者視点に考えてみます。ワクチンという敵を倒す武器が今現在ない以上、我々一般市民ができる対抗策はワクチンが完成するその時まで“時間を稼ぐ”ことになります。コロナの戦法は隠密ゲリラと人海戦術です。姿を消していろんなところにウイルスを撒き散らし、防御の弱い人間を見つけたらこれを攻撃します。たった一点でも防御を崩せば、この穴から一気に浸透し周囲を破壊します。

医者はこの戦いにおける兵士です。兵士が破られれば、攻撃は一般市民に向き、これを防ぐ者はもういないため一気に蹂躙されます。なので医者を第一に守らねばなりません。

市民が医者のためにできる最良のことは、コロナに感染しないことです。コロナの攻撃(隠密ゲリラと人海戦術)に対する市民ができる防衛戦術は、籠城と隠密です。相手が目に見えない以上不用意に動けません。動くと隙が生まれるからです。(実際、忍者が忍び込むタイミングは敵が動いた瞬間です)なので、コロナがいないであろう家にひたすら籠城します。さらに、どこからくるかわからない敵の攻撃を防ぐには、そもそもこちらの居場所が敵にわからなければいいことになります。(戦場で居場所がわかったら的になりますよね)そのためコロナがいると思われる場所から離れてじっと息を潜めます。これが隠密ですね。

ちなみに籠城戦は援軍が来ることを前提とした戦法です。この場合、援軍はワクチンです。ワクチンが完成するまでひたすら籠城し、時間を稼ぐということですね。

今一番コロナから守るべきは何か?

さらに、積極的な防衛を考えるとしましょう。ゲリラの戦術は主に3つあり、①正規軍の防御の甘いところを討つ。②補給物資を断つ。③民間人を攻撃して不安・不満を誘う。なのですが、今一番守るべきは②の補給物資だと思います。

この場合の補給物資は医者へのマスクや人工呼吸器などの対コロナ戦防具です。兵士が破られれば市民がやられる。兵士を守るためには市民は団結して防御を固め身を潜める。さらに、兵士が十分に防衛戦をできるように防具物資が届くようにサポートするのが大事ということです。

幸いコロナは知能のある人間ではないので、補給部隊をわざわざ狙っての攻撃はありません。が、コロナによる③市民の不安を煽ることはもう始まっており、補給物資が医者に届くことを間接的に阻む要因になっています。さらに、不安を煽るという攻撃は物質的な援助を削ぐ以上に、医者のメンタルを削ぐことにもなります。戦闘で一番大事なのは相手の気持ちを削ぎ、メンタル面で優位に立つことです。私たち一般市民の心を削いでいるコロナは、かなり賢い敵兵でしょう(それか、人間が愚かなのか)。精神攻撃は戦いの基本です。私たち市民は心を落ち着いて、団結し、隠密籠城し、これを戦い抜きましょう。

🥷忍者の思考と精神を身につけるべく、日々修行を行ってますので見届けてもらえると幸いです。あとお仕事のご依頼もお待ちしております🙇‍♂️。サポートは兵糧(ひょうろう)に使わせていただきます。 WEB:https://shinobi-design-project.com/home