援軍を呼んで事態を打開する。忍者使用のメリット⑦【忍者の技と知恵 #74】

国家の君主、軍の将軍は忍者を活用することで荒れた戦乱の時代でも国や民を守り、攻め寄せる敵を破り、太平の世を築くことができました。

忍者・忍法を使うことで得られるメリット・利益ベネフィットのその7は「援軍を呼ぶ」です。城が敵軍に取り囲まれて身動きが取れない状況でも、忍者は自由に包囲網を出入りでき援軍を呼ぶことができます。

籠城戦は城の防御設備を利用したディフェンス側に有利な戦いですが、負けないだけで勝つことは難しいです。籠城で勝利するには敵を城に引きつけて消耗させ、元気な援軍を城外から寄せて挟み撃ちにして敵軍を撃破することが必要です。

【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新！『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。

図解忍術秘伝書 万川集海 第一帖: 序・正心編 （図解 万川集海）

万川集海とは
『万川集海（ばんせんしゅうかい／まんせんしゅうかい）』は伊賀甲賀49流派の忍びの術、古代中国や日本の謀略家・名将軍の技と知恵を結集し、悪しきものを捨て良いものを厳選し集大成した全21巻に及ぶ忍術秘伝書である。
万の川が集まり大海となるように、数多の術を結集したことから名付けられる。

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