忍術を編み出し、忍者を育てる伊賀・甲賀侍【忍者の技と知恵 #97】

伊賀・甲賀の人々は常に戦いの中で生活をしていたので、少数で大軍に勝ち、柔弱で剛強に勝つには忍者を使うしかないことを経験で知っていました。

各地侍は常日頃から忍術を研究、工夫して、陰忍の術（姿を隠して敵に近づき作戦を遂行するための忍術）を下人に教えて暮らしていました。

その中から忍術に卓越した忍びの上手が11人、野村の大炒孫太夫おおいまごだゆう・新堂の小太郎・楯岡の道順どうじゅん・下柘植しもつげの木猿と小猿・上野の左ひだり・山田の八右衛門はちえもん・音羽おとわの城戸きど・神戸かんべの小南こなん・甲山の太郎四郎と太郎左衛門が育ちました。

地侍が下人に陰忍の術を教える

【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新！『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。

図解忍術秘伝書 万川集海 第一帖: 序・正心編 （図解 万川集海）

万川集海とは
『万川集海（ばんせんしゅうかい／まんせんしゅうかい）』は伊賀甲賀49流派の忍びの術、古代中国や日本の謀略家・名将軍の技と知恵を結集し、悪しきものを捨て良いものを厳選し集大成した全21巻に及ぶ忍術秘伝書である。
万の川が集まり大海となるように、数多の術を結集したことから名付けられる。

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◇ 忍者の情報戦技術（情報の収集・分析・活用）「忍術」を活かし、データを元にした“間違えない”デザインの提供。
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