運動神経とは何か?【運動能力を上げるための一番大事なこと】

運動ができる人とできない人の違い

運動ができる人。俗に言う運動神経の良い人とはどういう人を指すのでしょうか?

これは主に、①人に教えられた(口頭で説明される。実演される。)動きをすぐにそっくり真似できる。②人に言われなくてもなんとなく感覚で上手に動ける。の2つが考えられます。

では逆に運動ができない人。つまり運動神経がない人はどういう人なのか?

①人に教えられても、教えられた通りに動けない。②なんとなく動いてみるが何故か上手くいかない。この2つでしょう。(ほぼ運動神経の良い人の逆の回答ですが)

「生物学的な運動神経は、運動能力と関係ない」運動神経とは何か?

ちなみに、よく聞く運動神経とは何なのでしょうか?調べてみると、運動神経の意味には2種類あります。

<運動神経>
①運動が上手くこなす能力。
②脳から筋肉への命令を伝える末梢神経。

日本語の意味としては「運動を上手にこなす能力」とありますが、生物学的には実際のところ、運動が上手くできるための神経なんてものは存在しません。

そもそも神経とは何なのか?また、どうやって身体を動かすのか簡単に説明しましょう。

まず、身体全体を動かせるコントロール室である脳が「右手を上げてほしい」と思います。すると実際に右手を上げてもらうためにコントロール室の脳は、自分の右手に向かって「右手を上げて!」という指示を送ります。この指示は電気信号になり、運動神経という道を通って右手に伝えられます。右手は脳の指示を受け取り手を上げようとします。

このように、よく聞く運動神経とは、脳の運動命令を身体に伝達する通り道のことを指します。

神経はただの道路です。なので、生物学的な運動神経を鍛えたところで運動はうまくなりません。運動が上手くなるためには、脳の指示の正確性を上げることが重要です。

「イメージと実際の動きのギャップを無くす」運動能力を向上させる方法

運動・スポーツを行うとき、自分の頭で思い描いた動きと、実際の自分の動きの違いを見つけるようにしましょう。

一番いい方法は自分の動きを動画に撮ってみるということです。イメージした動き(または正しい身体の動かし方)が本当にその通りなのか確認します。違っているところを見つけたら、そこを修正するように心がけてもう一度動いてみましょう。再度撮影をして違いを直していきます。

この作業を繰り返すことで、イメージと実際の動きの違いを無くしましょう。運動神経の良い人というのは、人の動きを的確に観察して、脳内でイメージし、正確に身体を動かすということを直感的に行なっていると考えられます。

正確な身体の動かし方を身につけるには、身体が動いているという感覚に鋭く意識を向けて練習するといいです。

<身体の動きに意識を向ける練習:例>
最初は鏡を見ながらで良いので、腕をまっすぐ水平になるように持ち上げます。このとき、腕を持ち上げる力のかけ方や、腕にかかる重力、腕の張り具合などを意識して感じてみましょう。なんとなくわかったら、鏡を見ないで同じような形になるようにもう一度腕を水平に持ち上げます。腕の感覚を頼りに「さっきこんな感じ方だったな」と再現するのです。

正確に身体を動かすことができれば、あとは上手い人の動きを見てそれをコピーするだけです。コピーするのに慣れてくれば、細かく考えなくても感覚で動かせるようになってきます。つまり、運動神経が良くなるということですね。

運動が苦手で悩んでる人、もっと上手に動けるようになりたい!という人はぜひ実践してみてください。上手くなる早さに個人差はありますが、続けていれば確実に上手くなるはずです。

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