風習?習慣?思い込みに気づき、新しい視点を見つけてアイデアを生む【忍者の技と知恵 #326】
思い込みには風習や習慣として根付いているものがあります。風習や習慣は、小さい頃からそれが当たり前だと疑わずに受け入れ、行ってきた分思い込みである可能性に気づけません。
敵の屋敷にくノ一を潜入させ、くノ一が着物などの荷物を取り寄せるときに忍者が荷物の中に隠れて屋敷に忍び込む。これを「隠蓑の術」といいます。この術を使うとき、くノ一は前もって奥方に「宿に預けてある長櫃(着物の入っている箱)を取り寄せたいのですが、よろしいでしょうか?」と申し出て許可を取っておきます。
奥方はまさかくノ一が忍者の仲間だとは思っていません。それは女性にとって戦事は無縁であり無関係なことという思い込みがあるからです。
もしかしたら思い込みかもしれない、という視点を持つことでそうではない方法を見つけることができ、その見つけたものが新しいアイデアになるかもしれません。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
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