陣地に入る商人に注意。間接的影響を考えた危機管理【忍者の技と知恵 #177】
忍者は秘密の内部情報を手に入れるため、職業を変えて敵の中に潜り込みます。そのため将軍は人を雇うときや城陣に人を入れるとき、誤って敵忍者を紛れ込ませないようにしなければなりません。
籠城戦など戦闘が長期化するシチュエーションでは戦闘地帯、陣地に商人が入ってくることがあります。商人を入れる場合は自国の商人を連れて行くようにして他国の者が入らないようにします。
忍者は商人に変装して陣内の様子を伺ったり、情報を聞き出したり、またウソの噂を流して指揮を低下させたりしてきます。商人は兵士ではないので戦闘に直接関係ありませんが、間接的に影響を与えます。間接的な影響も考えた危機管理が必要です。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
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