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山を越えて国取るの大変だったから忍者は発展した【戦国の戦と日本人の思想】

空から見た日本は山ばかり

飛行機に乗って上空から日本を見ると本当に山だらけで、平坦な土地があるかと思えばグレーの住宅で密集している。

日本の歴史はほとんどが内戦だが、戦国大名が国取りを行うのは本当に大変だっただろうと思う。

限られた平地を奪うために山を越えて遠征し、戦闘を繰り広げ奪取する。山谷の形は今も昔も変わらないので、進軍ルートはイメージがついてくる。

現代人が進軍ルートのイメージできるんだから当時の人はもちろんできるわけで、一番戦闘の激しくなる決戦地は決まってくる。山谷を見ながら想像すると大変さが伝わってくる。

しかし攻撃側には大変でも、これだけ山があって進軍ルートが限定できれば防御側としては砦を築きやすくて良いだろう。

攻めるに不利で守るに有利なのが日本の戦だとすれば、大軍を遠征させて落とすより諸国を懐柔(昨日の敵は今日の友)して勢力を大きくする謀略の方が安いし、戦闘においては守りの堅い山城を総力戦で落とすより忍びを入れて火を付けた方が安いに決まっている。

忍者が生まれ、忍術が発展したのは日本の国土の問題がやっぱり関係するんだなと思う。

『孫子』に、物資は現地調達することで遠征先まで兵站を届けるコストを下げながら戦力を増強するという教えがあるが、日本の場合は遠征先の人(敵)を仲間に引き入れ戦力を増強するという感じになるのが面白い。

忍術は中国兵法の影響を受けているが、中国兵法をまんま使うのではなくちゃんと日本流に落とし込まれてるのが凄いと思った。

大陸から伝わった仏教が日本の神道と習合し、地域ごとに様々な神仏習合の姿を見せるような日本の思想が窺える。


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