敵国の経済・政治・環境を知る。忍者使用のメリット②【忍者の技と知恵 #69】

国家の君主、軍の将軍は忍者を活用することで荒れた戦乱の時代でも国や民を守り、攻め寄せる敵を破り、太平の世を築くことができました。

忍者・忍法を使うことで得られるメリット・利益ベネフィットのその2は「環境を知る」です。忍者は戦争前から敵国に入り込むことで、その国の地形・建物・経済・政治などの情勢を細かく調べることができます。

情報は具体的に事細かに収集することで敵の姿をあらわにし、自国と敵国の力を比べることで戦い方を考えることができます。戦いは武士や忍者を使った戦闘だけではなく、民の力で衣食を豊かにし経済力を強くすることや、国民全体が一致団結できる強い政治も戦いになります。

【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新！『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。

図解忍術秘伝書 万川集海 第一帖: 序・正心編 （図解 万川集海）

万川集海とは
『万川集海（ばんせんしゅうかい／まんせんしゅうかい）』は伊賀甲賀49流派の忍びの術、古代中国や日本の謀略家・名将軍の技と知恵を結集し、悪しきものを捨て良いものを厳選し集大成した全21巻に及ぶ忍術秘伝書である。
万の川が集まり大海となるように、数多の術を結集したことから名付けられる。

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