信頼関係がなければ能力は意味がない:組織で生き抜くための戦略【忍者の技と知恵 #346】
行きすぎた能力は仲間であっても恐れられる。組織というのは能力があればいいのではなく、信頼関係が多いに必要です。というか信頼関係があれば能力がなくてもなんとかなります(それはそれでどうかと思うが…)
頭のいい敵軍師を陥れる謀略を忍術では「蛍火の術」といいます。あまりの優秀さで「卓越した作戦と指揮能力で連戦連勝しているが、万が一軍師が敵に回れば…恐怖でしかない」と仲間内に思われているときが蛍火の術の狙い目です。敵軍師の人間関係や心理状況を調べ、深く理解して、敵の心に応じて術を仕掛けます。
信頼関係のない人の能力の高さは他人に僻まれる理由になり、組織では仲間に邪魔をされる事態が発生します。能力の高さを鼻に掛けず謙虚に、仲良く関係を保つことが組織で生き抜くのには必要です。
(まあ本当に必要なのは、足を引っ張る人間を排除し、優秀な人材がより行動できる生産性の高い組織の環境整備ですが)
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