商の国を滅ぼした太公望の忍術。忍者中国史⑤【忍者の技と知恵 #66】
忍術秘伝書『万川集海』によると忍術の起源は古代中国まで遡るとされます。
紀元前1000年、周《しゅう》の国の将軍太公望は商の国に「呂芽」という名前で潜伏していました。呂芽は商の国の紂王に対して美女やお金を利用した謀略工作を仕掛けて商を滅ぼしました。
忍者の働きは、敵の情報を探るだけでなく情報を利用して戦うこともあります。相手の弱点を探り、武力ではない方法で戦力を削ぎ、互いに被害を最小限にして勝利するのが忍術の本懐です。孫子の兵法にも、戦わないで勝つことを最良とするとあります。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
万川集海とは
『万川集海(ばんせんしゅうかい/まんせんしゅうかい)』は伊賀甲賀49流派の忍びの術、古代中国や日本の謀略家・名将軍の技と知恵を結集し、悪しきものを捨て良いものを厳選し集大成した全21巻に及ぶ忍術秘伝書である。
万の川が集まり大海となるように、数多の術を結集したことから名付けられる。
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