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紀元前2510年、中国忍者最盛期。忍者中国史②【忍者の技と知恵 #63】

忍術秘伝書『万川集海』によると忍術の起源は古代中国の皇帝「伏義ふくぎ(紀元前3350年)」で、時代が進むにつれて忍術は洗練されていったとされます。

伏義帝以降、忍術が最も盛んに利用されたのは「黄帝(紀元前2510年)」の時代とされ、その後忍術は衰退していきます。忍術を使う人も知る人も少なくなったいん(紀元前1600年)の時代になりますが、この頃湯王とうおうには伊尹いいんという忍者が仕えていたとそうです。

戦乱の時代、忍者による正確な情報が国家・軍隊の生死を決めます。時代が流れ戦いが少なくなると忍者の重要度は下がり、技術的発展は停滞します。日本では戦国時代がその最盛期であり、太平の江戸時代になると忍者の価値が低下しました。

平時の必要度は下がっても、もしもに備えて幕府や諸般は忍者を召し抱えていましたがその数はわずか、忍者の就職難の時代となります。

中国の忍術


【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。

万川集海とは
『万川集海(ばんせんしゅうかい/まんせんしゅうかい)』は伊賀甲賀49流派の忍びの術、古代中国や日本の謀略家・名将軍の技と知恵を結集し、悪しきものを捨て良いものを厳選し集大成した全21巻に及ぶ忍術秘伝書である。
万の川が集まり大海となるように、数多の術を結集したことから名付けられる。

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