独裁的な価値基準ではなく倫理的な基準で組織運営【忍者の技と知恵 #197】
国や将軍は忍術を学び、兵法を理解して防衛策を立てしっかりと実行すれば、敵忍者の侵入はほぼ不可能になります。侵入されたとしても被害は一時的なもので、長期の平和は維持されるでしょう。
国運営というのは常に倫理的に行います。目上の人には敬意を持って接し、正しい人には褒賞を与え、悪さをする人には内容に応じた罰を与えます。
独裁的に個人の価値基準で判断するのではなくあくまで倫理的に判断するのが大事です。客観的に見て正しいと言える価値基準を持ち、それによった判断と行動をとります。倫理的というのは道徳的と言ってもいいかもしれません。人としての正しさを考えることが組織をまとめる人には必要です。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
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