謙虚は本当に損?謙虚の強み!正心の条目⑥【忍者の技と知恵 #87】
忍者・忍術において最も重要なことは「正心」という正しい心です。万川集海では、忍者は正心を持ちその心を貫き通せば大きな成果を得ることができるといいます。
正心を身につけるための7つの心がけ「正心の条目」6つ目は「謙虚」です。任務を達成し、大きな成果を得たとしても常に控えめな意識でいましょう。
勝って兜の緒を締めよ、仕事を達成してぬか喜びしているときが油断となり客観性を失って一番危険です。控えめというのは、常に自身の状態を真摯に観測し、良かったところだけでなく危ないところも見て用心することです。
グローバル化が進んだ現代において謙虚は損とされますが、それは謙虚な性格で人に見つけてもらえない場合です。「あの人は謙虚だから」と言われる人は謙虚なのに人に存在を認知され、謙虚だからと言われるほどにクオリティの高いことを成し遂げています。謙虚を性格でなく特性として利用することで、人の印象と自分のクオリティを上げることができます。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
万川集海とは
『万川集海(ばんせんしゅうかい/まんせんしゅうかい)』は伊賀甲賀49流派の忍びの術、古代中国や日本の謀略家・名将軍の技と知恵を結集し、悪しきものを捨て良いものを厳選し集大成した全21巻に及ぶ忍術秘伝書である。
万の川が集まり大海となるように、数多の術を結集したことから名付けられる。
🥷忍者の思考と精神を身につけるべく、日々修行を行ってますので見届けてもらえると幸いです。あとお仕事のご依頼もお待ちしております🙇♂️。サポートは兵糧(ひょうろう)に使わせていただきます。 WEB:https://shinobi-design-project.com/home